めぐりあい の商品レビュー
熊井啓監督の映画製作裏面史として面白いが、妻という立場上とはいえ、少々きれいごと過ぎるのが不満です。
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熊井啓監督の夫人による回想録。日本映画が斜陽化していく時代に苦労して創作を続けた監督を支え続けた逸話や様々な知己を得たエピソードなどが興味深いが、なんといっても結婚にいたるまでのお二人の相思相愛ぶりが純愛小説を読むようで微笑ましい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
政治的立場から批評する人は、映画の質よりもイデオロギーを重視し、自らの思想傾向を異なると極端に非難することも知った 映画は人間と風土を見つめることによって、人種、国境を越え、世界を一つに結ぶ役割を果たしてきた 信じられるのは、それぞれの人が、それぞれの辛さを背負って、深い河で祈っている光景です 思いがけない吉村氏の死を、啓は深く悲しんだ。同時に、単に生存しているだけの状態に抵抗して、自ら点滴を引き抜いた吉村氏を潔いと思い、自分の生き方についても改めて考えたようだ 何回生まれ変わっても結婚しようね
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