1,800円以上の注文で送料無料

G20の経済学 の商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/08/08

経済学の素養がないため、新書なのに自分には頭にいまいち入ってこなかった。勉強しなきゃ。 「おわりに」のシンガポールの話が印象に残った。 「『シンガポールは何の資源もない小国なので、健全財政を維持するのが国家の生命線である』という指摘が耳に痛い。シンガポールでは、財務省の権限が...

経済学の素養がないため、新書なのに自分には頭にいまいち入ってこなかった。勉強しなきゃ。 「おわりに」のシンガポールの話が印象に残った。 「『シンガポールは何の資源もない小国なので、健全財政を維持するのが国家の生命線である』という指摘が耳に痛い。シンガポールでは、財務省の権限が強い。各省庁の予算には、平準化したGDP成長率の40%の伸びが認められるが、残りの60%分は各省庁が競い合うのを、メリットに基づいて財務省が決定するほか、各省庁の職員数やオフィス・スペースにかかる経費を管理することになっているとのことである。…政府はGDP比100%を超える純資産を保有しているが、その取り崩しには大統領の許可が必要であり、今回の世界金融危機も含め、これまで、取り崩されたことはない。投資収益の半分は毎年の財政支出に回すことができるが、それでも財政支出の10%から17%程度を賄うことができる。米議会の混迷ぶりと対照的である。」

Posted byブクログ

2013/02/23

すごく勉強になった.改めて世間知らずを痛感したが,思いの他経済連携の歴史が浅いことに驚く.もう少し読み易ければ良いとは思った.

Posted byブクログ

2012/04/18

世界金融危機における各国の立ち回りを記した2章と、 途上国への開発援助を記した4章が印象深い。 特に4章の、中国によるアフリカ援助に関する内容はおもしろかった。 全体的に難しく、門外漢には分かりにくい部分も多いが、 わかる部分だけを読み進めていくだけでもためになる。

Posted byブクログ

2012/03/31

各国の通貨から読み解く経済書。 世界金融危機を背景にした政策協調。 G20だけでなく、ギリシャ危機についても触れられており、世界経済と対外政策について論じられている。 アジア圏と日本の関係の金融政策の中でIMFのコンサルタントである筆者が今後の成長戦略について提示する。 韓国...

各国の通貨から読み解く経済書。 世界金融危機を背景にした政策協調。 G20だけでなく、ギリシャ危機についても触れられており、世界経済と対外政策について論じられている。 アジア圏と日本の関係の金融政策の中でIMFのコンサルタントである筆者が今後の成長戦略について提示する。 韓国と日本の通貨の関係として、 サムスンとソニーを例にとり、経済学からみた経営戦略についても書かれており、非常に興味深い。 今後、こういった経済学、金融政策という視点も養成していこう。

Posted byブクログ

2012/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

20120329~0515やっと読了。通勤時間や隙間時間にしか読んでいなかったから、こんなに遅くなってしまった。・ 筆者は大蔵省からIMF,OECD等国際畑の経歴。なのでIMFの内幕に詳しい。最終章の中国の対外経済援助の動向についても興味深く読めた。

Posted byブクログ

2012/02/22

円高対策としての低金利政策がバブルにつながったというのは、以前、伊東光晴先生もおっしゃっていました。

Posted byブクログ