最終目標は天皇の処刑 の商品レビュー
中国の恐ろしさ。 元になってる文書がどこまで本当か判らないのだけど、チベット出身者が書いているのが重い。 天皇陛下自身の処刑計画自体には殆ど触れていないのだが、それを含む、日本解体、世界制覇に向けたシナリオ。 日本て、この先どうなっていくのだろう。
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チベット出身の著者が国を失った痛みと反省を平和ぼけしている日本人への警鐘として伝えてくれている。 あまり知られていないことだが警察白書にも中国が日本の高い技術を狙い工作員を派遣しているらしいこと、そして日本警察がそれに対策を講じなければならないと考えているらしいことは事実のようです。 上野公園へのパンダのレンタルなんかイラン!! あんなものに税金つかってどうするんじやい!!
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2012/03/24-05/12 チベット出身でテレビにもよく出演している「ペマ・ギャルポ」の著書。中国の中華戦略をやや主観的だが、具体的事実をもとに列挙している。身の毛もよだつその内容に日本政府(政治家)の明らかな無戦略さに危機感を感じる。歯に衣にせぬ論調に日本に体する愛国心...
2012/03/24-05/12 チベット出身でテレビにもよく出演している「ペマ・ギャルポ」の著書。中国の中華戦略をやや主観的だが、具体的事実をもとに列挙している。身の毛もよだつその内容に日本政府(政治家)の明らかな無戦略さに危機感を感じる。歯に衣にせぬ論調に日本に体する愛国心が伝わってくる。
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本書タイトルが衝撃的ですが、現在に至るまでどこにも発表されていないような壮大な陰謀が開陳されているわけではありません。ただ、次に示す資料をご存知ない方にとっては、衝撃的であることは事実です。 鍵は「中国共産党・日本開放第二期工作要綱」です。この文書は、国民新聞が昭和47年8...
本書タイトルが衝撃的ですが、現在に至るまでどこにも発表されていないような壮大な陰謀が開陳されているわけではありません。ただ、次に示す資料をご存知ない方にとっては、衝撃的であることは事実です。 鍵は「中国共産党・日本開放第二期工作要綱」です。この文書は、国民新聞が昭和47年8月5日にスクープした資料であり、中央学院大学の故・西内雅教授がアジア諸国を歴訪した際に入手したとされる資料です。本書巻末にも全文が掲載されていますが、インターネットでも全文閲覧可能です。 本書の各章と概要は以下の通り。 1章 チベットと日本 導入では3.11以降の政治的な話題から入っていますが、チベットと日本の明治期以降の関わり、エピソードが掲載されています。 ①日本人で陸軍除隊後にチベット入りした矢島保治郎が軍事顧問となった経緯で、中共に侵略されるまではチベット軍近衛隊が「気おつけ」「直れ」の号令が日本語のまま根付いていた事 ②チベット国旗のデザインは「雪山獅子旗」と呼ばれていて、そのデザインは雪山を背景に唐獅子に守られた観音菩薩を描き、山の頂からは赤と青の光が輝いている。実はこれをデザインしたのが日本人の矢島保治郎、あるいは青木文教と言われている。 ③大東亜戦争時にはチベットは日本の立場を理解し、中立を保っていた。連合国側から支那援助ルートとしてチベットに協力を求めてきたが、返事を先延ばしして拒否せずに事実上の拒否を保った。結果、戦後は準敗戦国と看做され、それが中共のチベット侵略に対する国際社会の冷ややかな待遇を招いた可能性が否定できないと指摘している。 2章 私の故郷チベット 著者の体験と見聞に基づいた中共のチベット侵略の様子、故郷での出来事、印度亡命に至るまでの難行軍、印度亡命から日本への道のり、を赤裸々に綴っています。ダライラマの著作「ダライ・ラマ自伝 (文春文庫)」を読めば、中共のチベット侵略の様子に関してはかなり詳しく載っていますが、本章はそれと重なる指摘も多い。 3章 最終目標は”天皇制の廃止” 「中国共産党・日本開放第二期工作要綱」は実は間違いの無い本物の工作文書であるかどうかは未確認状態なのです。しかし、本工作文書を閲覧すれば人並みの理性と常識があれば、1972年以降の40年間の現実の日本での出来事や情勢と少なからず符合する事実があることを認識するため、否応無く信憑性の高まっている文書です。 本章では、著者ならではの体験や見聞や長年の人生で培われた勘を総合して、この工作文書の主だった項目に対し批評を加えている構成になっているのですが、やはり著者も同様に本文書に対して一定以上の確信を得ているようです。また、『ゆえに、天皇制廃止を目論んでいるのだ』などという直接表現は一切ありませんが、これを意識せずにはおれない事由が本書全体を通じて溢れています。 4章 アメリカの思惑、中国の野望 5章 いま、日本は何をなすべきか 4,5章を纏めて概要を記述します。過去半世紀の日米中を中心に国際政治情勢の俯瞰と日本の立場、そして今後よりより未来を勝ち得る為の著者の日本・日本国民への問題提起が大きく・細かく著述されています。著者の日本国への愛情溢れるメッセージとなっております。 著者の指摘する根幹は、日本は精神・文化・経済・軍事・政治などあらゆる方面からの侵略に備え、また印度との交流を活発化する方向性を提示されています。昭和晩期のまだ中国脅威がさほどでもなく、ソビエトの脅威が現実の時代であれば印ソが近い関係にもあったためにアメリカが日印接近を好まなかったという障害もあったが、現代は情勢が変化し、アメリカ自体印度との経済関係を深めているので日印接近の障害も無いとも指摘しています。 さて、これらの主張は正しいか間違っていると考えるか、読者次第ということは一言しておくべきですが、賢明な読者なら様々な情報を取捨選択して正解に至ることでしょう。私はこの指摘は至極真っ当だと判断しています。本書の随所で垣間見られる部分からの推測判断ですが、著者はマスコミが国民に対し、様々な事柄を判断するのに十分な情報を正しく示していないと判断していると読み取れました。支那の周辺諸国への害悪ぶりは目に余るものがありますが、日本への害毒は、主に直接行動ではなく各種情報回路を通じて為され続けていると言えます。 現在を生きる日本人としては、マスコミに情報偏向があることを認識し、その障害を乗り越え、正しく判断行動を取捨選択することが、日本のより良い未来へ繋がる第一歩なのではないでしょうか。
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