昭和の怪談実話ヴィンテージ・コレクション の商品レビュー
昭和……とだけ言うと、昭和生まれからすればさほど古くもない印象なんですが(苦笑)。昭和初期ならまあ昔ですね。 お気に入りは「怪猫愛猫」「猫娘」「ニャア姫塚の由来」「とりつく三毛猫」。だって好きなんだもの、猫(笑)。そしてたしかに猫は凄まじく祟るし呪うのだけれど、されるだけの理由が...
昭和……とだけ言うと、昭和生まれからすればさほど古くもない印象なんですが(苦笑)。昭和初期ならまあ昔ですね。 お気に入りは「怪猫愛猫」「猫娘」「ニャア姫塚の由来」「とりつく三毛猫」。だって好きなんだもの、猫(笑)。そしてたしかに猫は凄まじく祟るし呪うのだけれど、されるだけの理由があるんですよね。むしろ猫を大事にしている人からすると、恩が返ってくるような印象も。 「古城の怪」も好き。やはり西洋の古城というだけでも惹きつけられるものがあるし、そこにこのような因縁話があるとなればなおさら。ホラー好きにはたまりません。
Posted by
昭和の戦前・戦後のアンソロジーから。戦前は猫の呪いとか、かなり古めかしい。戦後は洋物が良い雰囲気。国産では狼女の話の語り口がスーパーファンキーで笑える。この本に出会わなければ読めなかった物語。面白かったです。
Posted by
「古今怪異百物語」「怪異怪談集」「扉の怪異」「オール怪談」から採録。 それぞれの表紙や挿絵も載っているのですが、実物触ったら即呪われそうな代物。
Posted by
読み終わったというか読んでいないというか。 新刊だから図書館で借りたのだが、これも禁煙の影響かさっぱり集中できない。次借りる人のためにさっくりと返却することにした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まだ読んでる途中だが「温石の怪」という話を読んでいて、なんとなく以前読んだなという気がしてました。 そうだ『江戸怪談集(中)』に載っている「をんじゃくの事」と同じ話だ。 昭和の実話怪談なのに元ネタは江戸の怪談なのかといった思いとともに、こうやって怪談って伝わっていくんだなーとちょっとした感慨に耽ってました。
Posted by
- 1