プロフェッショナルの働き方 の商品レビュー
プロフェッショナルと呼ばれる働き方についての本 プロフェッショナルとなるためにはいくつかの条件がある、その内容と行き方について説明する ①上司よりも顧客が大事②自己完結し自分で価値を生み出せる③個別事情対応など常に創意工夫 ①顧客と提供価値を自分で定義 自信:自己効力感、誇り...
プロフェッショナルと呼ばれる働き方についての本 プロフェッショナルとなるためにはいくつかの条件がある、その内容と行き方について説明する ①上司よりも顧客が大事②自己完結し自分で価値を生み出せる③個別事情対応など常に創意工夫 ①顧客と提供価値を自分で定義 自信:自己効力感、誇り:これだけは譲れない価値観 内因的仕事感:やりがい、功利的仕事感:出世お金ステータス、規範的仕事感:社会・会社・仕事・世代継承 ②仕事をプロフェッショナル化する 何をどのようにやるか、を決める WHAT構築力:直感力 ③ヨコ型リーダーシップを発揮 一般化された信頼、多様性への感受性 ④普遍性の高い学び なぜそうするのかを考える ⑤専門性と動向にコミットする ⑥キャリアの背骨を作る 譲れない哲学や思想、価値提供のスタイル ⑦行動と成長をセルフマネジメントする ⑧多様で開放的な人間関係を作る ⑨自分らしいキャリアに落とし込む 専門性の深堀りから幅を広げるor幅広い想定外の経験から自分らしさに絞り込む ⑩ワークとライフを統合する
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年功序列・終身雇用といった「昭和的価値観」が崩壊し、想定外の変化が当たり前のように起こる現代において「やりがいのある仕事」を続けるには何が必要なのか?人材育成コンサルタントの高橋氏が、組織に埋もれずに「光る人材」として活躍するためのノウハウを伝授する。第1部では企業を取り巻く環境...
年功序列・終身雇用といった「昭和的価値観」が崩壊し、想定外の変化が当たり前のように起こる現代において「やりがいのある仕事」を続けるには何が必要なのか?人材育成コンサルタントの高橋氏が、組織に埋もれずに「光る人材」として活躍するためのノウハウを伝授する。第1部では企業を取り巻く環境の変化による「求められる働き方」を論じ、第2部ではさまざまな事例を紹介しながら「プロフェッショナル」になるための手法を明かす。組織の中で働く人にも、起業する人にも通じる「仕事に対する心構え」が説かれた一冊。
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著者の最近2年くらいで行なわれたキャリアに関する講演の内容も多く含まれています。講演を聴かれた方にとっては良い振り返りになります。 特にタテ社会とヨコ社会、内因的仕事観、功利的仕事観、規範的仕事観等の分析から、これからの「プロフェッショナル」の必要性を説いています。 鉄道関係・航...
著者の最近2年くらいで行なわれたキャリアに関する講演の内容も多く含まれています。講演を聴かれた方にとっては良い振り返りになります。 特にタテ社会とヨコ社会、内因的仕事観、功利的仕事観、規範的仕事観等の分析から、これからの「プロフェッショナル」の必要性を説いています。 鉄道関係・航空関係のたとえ話も造詣の深い著者ならではというところでしょう。 これからは、ただ上から降りてくるミッションをこなしていればよい、という考えではダメで、 就活中の方々だけでなく、30代・40代の前向きな人たちにも読んでいただければ、働き方について考えるきっかけになる本です。 個人的にはユニクロの「スーパースター店長」制度については「ユニクロ帝国の光と影」を読んだ後だったので、必ずしも素晴らしい制度だと賛同するには疑問が残る部分もありました。そこはいろんな見方があって当然ですので、外部から判断すべき内容ではないことも確かです。
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・プロフェッショナルの本質は日々の働き方にある。組織で働いている人であっても、専門性の高い技能をもち、組織の論理よりも顧客への提供価値を重視し、自律的に行動できる、もしくはそういう仕事観や思想行動特性の持ち主であれば広義のプロフェッショナルであるといえる。 ・成長率の鈍化やポス...
・プロフェッショナルの本質は日々の働き方にある。組織で働いている人であっても、専門性の高い技能をもち、組織の論理よりも顧客への提供価値を重視し、自律的に行動できる、もしくはそういう仕事観や思想行動特性の持ち主であれば広義のプロフェッショナルであるといえる。 ・成長率の鈍化やポスト不足の理由から、45歳=管理職ではなくなった。その一方で企業は組織の第一線に対し大きな裁量権を与え、プロフェッショナルとしての働き方を求めるようになってきた。また、管理職もこれまでのように上がりのポジションではなく、専門性と自律性を兼ね備えた、プロフェッショナル性の高いチームリーダーが務めるようになってきている。 ・自分にとって顧客は誰で、その顧客に対してどんな価値を提供するのかを、一般論で語らず自分で決めることがプロフェッショナルとしての働き方の第一歩。 ・仕事観の3分類 1)内因的仕事観 →仕事そのものに対して感じる価値。仕事が直接内面に与える心理的報酬。 2)功利的仕事観 →何か目的があってそれを達成するためにどれくらい役立つかで仕事の価値を計る考え方。 3)規範的仕事観 →自分の顧客に対し、仕事で価値を提供することに働く意味をみている。 ・プロフェッショナルという仕事が、どこかにあると考えるのは間違い。それは与えられるものではなく、自分が自分の仕事をプロフェッショナル化していく。それにはまず、仕事に自律性をもたせること。what →how→do→checkを自分でまわすことがプロフェッショナルの基本。 ・ヨコ型リーダーシップを発揮するためには「一般化された信頼=目の前の人が信頼できる人物かどうかを、言葉や表情などから短時間で見極められる能力、自分は信頼に足る人間だという印象をできるだけ早く相手に与えられること」を身につけることが不可欠。 ・適応を同化と勘違いすることが日本のビジネスパーソンには非常に多い。同化は過去を捨て去りゼロから新たなキャリアを構築していくこと。普遍性の高い学びをするためには、適応すれども同化せず。 ・働くうえでこれだけは絶対に譲れないという哲学や思想、自分の価値提供のスタイル、アイデンティティ=キャリアの背骨をつくる。 ・プロフェッショナルが自分らしいキャリアを自分で切り拓いていくのに必要なのは長期的なゴールではない。10年後のキャリアゴールは意識しない。自分らしいキャリアに落とし込む。 ・今の日本に必要なのは、社会規範的仕事観や仕事規範的仕事観と、内因的仕事観を併せ持つ、プロフェッショナル的な働き方をする人が増えることが今の日本に必要。
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大学時代の講義を思い出させる相変わらずの歯切れの良さ。典型的日本企業への思いやりが故の建設的批判っ 、てことでしょうか。
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若干の既読感が逢ったんだが、読み進めているうちにやっぱり、という感じで、前にも同じ著者の同じような本を読んでいたことに気づく。もちろんこの本にもえるものはあるんだけど、新味はないというか少し焼き直しているだけなので2冊めとして読むにはパンチが足りないかな。 決して悪い本ではないと...
若干の既読感が逢ったんだが、読み進めているうちにやっぱり、という感じで、前にも同じ著者の同じような本を読んでいたことに気づく。もちろんこの本にもえるものはあるんだけど、新味はないというか少し焼き直しているだけなので2冊めとして読むにはパンチが足りないかな。 決して悪い本ではないと思うので、評価はまずまずということで。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
印象に残った点 ◆プロフェッショナルの定義が最後までわからない。 ◆問題解決のポケットを増やすこと 問題題解決のポケットの多さ。色々な刺激、多様な情報を自ら求め、自分の中の引き出しを増やすこと。 ◆ヨコ型リーダーシップの構築 ヨコ型リーダーシップは、タテ型序列を前提せず、直接権限の及ばない相手に対し、間接的な影響力で行動を促すもの。 ◆内因的仕事観、功利的仕事観、規範的仕事観の仕事観
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成長実感も大事なのだが、それよりも大事なのは成長予感。 本当にそう思う。 でそう考えると、会社あるいは産業ってのはある程度大きくなったら分割するか、潰れるってのが必然なのではなかろうか。 成熟しつつ/しきった組織で、成長予感と言われても限定的な気がするんだよね。
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2012/09/24 提言する際、あまり確たる事実に基づいていない印象。 このレベルになるとだいたい自分の言うことは正しいと受け入れられるからなのか? なぜそう言えるかがよくわからないとこがある。
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21世紀のキャリア論と、重なる部分があるが、プロフェッショナルとは何かの考え方、仕事とどう向き合えばよいか、参考になる
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