おなかがギュルン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
半年前に父さんを亡くした真央とねえさん、母さんの3人は、東京から父さんの育った島に移り住む。状況はつらく重いものなのに、物語はそういった暗さをほとんど感じさせず、はじめから終わりまで朗らかであたたかな雰囲気が漂っている。それは、真央が食べる、日々のちょっとした美味しくて楽しい食事の描写がたくさん出てくるからではないか。どんなときでも、おなかがギュルンとなる、そういうことが大切な生きる営みであり、それが人をはげまし、生かしていくのだというような思いにかられた。4年生ぐらいから。早い子は3年生でも読めるかな。
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お父さんの育った沖永良部島に引っ越してきた真央とねえさんと母さん。島に来てからねえさんは料理作りにめざめて、毎日はりきっている。島の学校には3年女子は3人だけ。一人ちょっと苦手な子がいるんだよね…。のんびりした島の生活が心地いい、癒し系の物語です。「なんちゃってオムライス」「なん...
お父さんの育った沖永良部島に引っ越してきた真央とねえさんと母さん。島に来てからねえさんは料理作りにめざめて、毎日はりきっている。島の学校には3年女子は3人だけ。一人ちょっと苦手な子がいるんだよね…。のんびりした島の生活が心地いい、癒し系の物語です。「なんちゃってオムライス」「なんちゃって和風バターライス」「なんちゃってアジアごはん」「ソーメンサラダ」「奄美の郷土料理・鶏飯」などなど。いますぐ作りたくなる簡単でおいしそうなレシピもいっぱい。炊飯器のふた、あけたくなっちゃう。
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美味しい本でした。 ホントに「おなかがギュルン」と鳴りそうです あと、風景がとってもステキでした! 沖縄の自然・海、キラキラ×ウットリ
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