ソラの星(1) の商品レビュー

岩関昂道【著】

2013/04/22

リル可愛い。
死の匂いが好きなところも良い。

ソラを追っていたのが何者なのか最後まで判明しなかったのは残念。

2012/06/21

予想していたストーリーとはいろいろ異なったので心配ではあったが、
まとめ方が綺麗で爽やかな気持ちで読み終わることができた。
ヒロインの喋り方がはじめに少し気に触ったのが気になる所ではあった。
しかし読み進めるうちにその喋り方にも合点がいく説明と「もしかしてこうだったのでは」と想像をふくらませることができて面白かった。
オカルトチックな話が細かい所で常識のように使われているのにもあまり抵抗を感じさせないいい物語だったと思う。
ただ主人公が特に注目すべき行動をひとつも取っていないのは残念。主人公はあくまで語り部の役割で通したのだろうか。
なにはともあれ、ヒロイン可愛いね！

2012/06/10

ファンタジーでした！キーワードをあえて挙げるとしたら「猫」！読みやすいし、後半から更に加速して読める作品かと思われます！あと女子向け？な印象です(人-ω-)主人公アキラの友達のさやかちゃん…がんばれ！って感じです(笑)

2012/06/01

不思議な猫のはなしというよりは、不気味な猫の話だったなぁ。全体的にちょっと物足りなさを感じるような出来でした。

2012/05/21

全体的に設定を生かし切れてない感じがある。ストーリーは可もなく不可もなく。予知猫をネタに持ってくるところは悪くないけど、最終的に猫を敵視せざるを得ない展開にしてしまったのは失敗ではないでしょうか？

2013/01/09

　3章の最後に「自分が近うちに死ぬだなんて考えてすらいなかった」と書かれていたので、その後の展開にはけっこうハラハラしました。
　しかし、重い話というわけではなく、自分の好みにあっていて読みやすい良いお話でした。
　もし続編とか出たら買いたいと思います。

2012/04/16

一人暮らしの大学生が行き倒れの女の子を助けた所、彼女には秘密があり、彼は否応なくそれに巻き込まれていく、というようなお話。

時々は新人にも手を出そうと思っているので、これは単発でもあるしと思って買った。ＳＦ小説であるというのと、それっぽい表紙につられて。

そうして、せかされるように一気に読んでしまった。
言い知れぬ不安感に背中を押されて。
このお話、とても重要で、その場で追求しなればならないはずの事物を、特に難の理由もこじつけること無くスルーして、先延ばしにしてしまうのだ。
それが語られないことの居心地の悪さにから解放されようと思うと、読み進めるしか無い。
しかし、読み進めてもあらたなもやもやが広がるばかりで、伏線と思われたものが回収されることが殆ど無い。目の前に現れることを片付けるばかりで、一旦埋めた骨を上手に掘り返すことが殆ど無いのだ。
そして、物事の決着を付けなければ、感情の決着も付けない。
据え膳を食わないならせめて理由を説明してくれ。院長令嬢も自分の気持に整理をつけてくれ。

正直な所、構成はひどい。ひとつひとつの事物の下調べも基礎知識もろくにない。今時の工事現場で、しかも覆いはちゃんとかけるような現場で、高所で、重量物を人間が一人で移動させるなんてありえない。
作者は非常に若く拙い小説家のようだ。
それだけに、構成がこうなったのは、恐らく編集者の責任だろう。
端的に言うと、少年誌で「人気が出たら連載にしよう」という目論見をもって書かれる新人作家の読み切り。
魅力的な設定やキャラクターを用意して、ひとつのお話として完結しつつ、これからも物語世界の時間は続いていく予感を感じさせる、というのがセオリーだとは、思う。
しかしこの話は、このひとつのお話として完結という部分が、そう言える状態に達していない。２巻を出す前提の１巻目でなければ許されないレベル。
そうして、もしこの煽り文句と表紙で「１」とあったら多分私は買わなかったであろうから、戦略的には成功したと言えるのだろうが、ブランドに対する信頼はその分下がった。
少年漫画も、ライトノベルも、新人の使い捨ては当たり前なのだと思うけど、やはり育成や、読者に対する責任は、ある程度出版社が負うべきだと思うのですよ。
編集者もこれはこれで良いのだ、と思っていたらしょうがないのだが、それではあまりに拙いと思う次第。

2012/03/20

夜・・・手に取った本である＾＾

何となく文字のあてかたがしっくり来まして
装丁にも惹かれまして・・・

いっこの謎があります
割と後半かな？？？（確か。）
鉄骨の落下とパネルの崩壊（？？？）と
鉄骨の更なる攻撃
・・・がどうも想像出来ない
どんな状況なのか？？？

でもオ～ムネ程良いリズムで
＊文章の運び・・・てやつ？
なんか・・・こう・・・

うぅ～・・・( Θ_Θ)・・・（拒絶反応★）

・・・てなるコト無く読みたくなった
＊これ不可抗力だから

例えば・・・

夜の・・・星と星の間を吹く風を
行間から感ぢるような
そんな風かな？と思う

それから

洗濯機の説明のトコロ
・・・の
やりとりが可愛いと思った
＊と云うか・・・無いだろ！・・・笑♪

最後（の付近。）少し（？？？）
うる。・・・と来まして

ホントの最後のトコロが
いい意味で中和されていた・・・＾＾

2012/03/15

「空」買い

大学生の僕
　ミーツ
行き倒れの女の子

そして足下にすり寄るのは、死を予知する猫の影……

ちょっと厨二な女の子との
青春系なのかなと思って読んでみたところ
思わぬ方向にストーリーは展開していき…？

主人公が普通の青年でなかなか好感が持てた。
ヒロインの女の子も、我が強くて奔放だけども
過度に押しつけがましかったり常識知らずだったりしないので
登場人物にイライラすることは全くなかった

文章も同様にあっさりとしていて読みやすかった

ひょんなことから行き倒れの女の子を自宅に招き入れたために
主人公は思わぬ事件に巻き込まれていく

空に無数に瞬く星々のような小さな出来事の因子が
降り注ぐこの地球で…

2012/02/24

小説が読みたくてたまたま手に取った本。SFチックな設定の本は最近読んでいなかったので後半はそうだったのかとなってました。ラプラスの魔は初めて知りましたが、もし自分がアキラのような状態に陥ったらと、自分に置き換えて読んで面白かったです。まだ未解決の部分があるので、次回作も読みたいです。