介護とブックトーク の商品レビュー
<印象に残った言葉> *なかなか本に出会う機会がなく、読書から遠ざかっている高齢者 *絵本の読み語り *高齢者にとって脳の活性化に有効 *ブックトークと組み合わせる音楽のこれから *介護現場での集団への読み取りに適切でないもの(絵が鮮明ではないもの・絵があまりに細かいもの・コマ...
<印象に残った言葉> *なかなか本に出会う機会がなく、読書から遠ざかっている高齢者 *絵本の読み語り *高齢者にとって脳の活性化に有効 *ブックトークと組み合わせる音楽のこれから *介護現場での集団への読み取りに適切でないもの(絵が鮮明ではないもの・絵があまりに細かいもの・コマ割りのある絵本・小さな絵本・物語が単調で長いもの) *参加型にして遊べる絵本(一緒に声に出して読んでもらう絵本やクイズのような本も選んでもらって聞いてくださる人たちと一緒に楽しみながら読み語りをしていただきたい)
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※このレビューにはネタバレを含みます
今、自分が自由に本を読めていることに何の疑問もなくても、目が衰え、紙であれ電子書籍であれ手で支えることに困難を要し、理解力も衰えてくる。 そうなった時、どれほど悲しいだろう。 もう「読書権」は奪われたままなのだろうか。 いや、読書の喜びはある。 介護としてのブックトーク。 絵本は子供だけのものではない。 目の高い大人が手にする素晴らしい絵本もたくさんある。 大人には大人に適した絵本の楽しみ方がある。 家族から隔てられ、彩りの褪せたかのような介護施設だとしても そこに適した絵本の楽しみ方があれば、読書に目を輝かせた日々が再び訪れる。 この本は、そのための方法を示した本。 介護でどうしていいかわからないと悩むなら、悩まなくても、ぜひ試してみるべきだ。 介護は関係ないが、読書なんてつまらない、眠くなるという人なら、自分自身のために絵本を読んではどうだろう。 大人にもっと絵本を。
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