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司馬さんは夢の中(3) の商品レビュー

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2013/11/28

友人から司馬遼太郎記念館のお土産として、いただいた一冊。作者は司馬遼太郎の奥様、新聞記者だった福田みどりさん。といっても、このエッセイが書かれたのは昨年のこと。みどりさんは喜寿を過ぎた老婦人ですが、文体は若々しく、可愛らしく、清々しい。心に浮かぶ文字をそのまま文章に現す。カタカナ...

友人から司馬遼太郎記念館のお土産として、いただいた一冊。作者は司馬遼太郎の奥様、新聞記者だった福田みどりさん。といっても、このエッセイが書かれたのは昨年のこと。みどりさんは喜寿を過ぎた老婦人ですが、文体は若々しく、可愛らしく、清々しい。心に浮かぶ文字をそのまま文章に現す。カタカナを上手く使ってる。心の声がカタカナで現れる。司馬遼太郎の思い出話というよりも、彼女の話したいことを、思い浮かんだまま、書き留める、追想。現れる登場人物が多くて、これは誰だったかな、という感じ。でも誰が出ようと関係ない。彼女の人柄が描かれているように思われるから。 露草と菜の花の土管の花壇、今もあるのでしょうか?

Posted byブクログ