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所轄魂 の商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2015/01/22

警察内部のギスギスした捜査もなかなか面白く読めました。 人数集まると揉め事起きるけど葛木親子や大原の有能さでうまく転がっていく展開の仕方は良かった。 父親と息子の関係がとても良く羨ましい限り。 次作では孫は生まれて爺馬鹿になった葛木が見られるのかな(笑)

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2014/12/05

失踪都市の前作、葛木親子の初のタッグ 3つの殺人事件が発生するも、手がかりがなかなかつかめず、ほんの小さな手がかりから容疑者を追い詰めるが本当に犯人なのか確証が持てない。 親子と所轄刑事の仲間の信頼関係によって犯人に迫る‼

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2015/05/22

父子の絆が眩しいな。 全編通して緊迫感十分な良作。 凶悪犯罪をしでかして、法の裁きも受けずに自ら生命を投げ出すことの身勝手さに、かなりの憤りを感じた。 ★4つ、9ポイント。 2014.10.03.図。

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2013/12/29

親子関係にはにかみの表現に面白味が、一課の仕事ぶりにも何と無く理解が、人間味もじーんと、ワクワクしながら面白かった。

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2013/06/07

 親子の掛け合いの台詞が多すぎるし長い。この内容なら半分のページ数で足りるのでは?これだけのページにしたいのなら、他の人物像の厚みを付けたらをどうよ!

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2013/03/10

キャリアの息子・俊史が管理官にやってきた.スタッフとして息子の配下で捜査にあたる父・葛木邦彦の話だが、本庁から来た山岡の強引な手法に父子が手を焼く.逮捕した幸田の供述に疑問を感じた葛木が所轄のメンバーからの支援で真犯人を確定するが、展開の素晴らしさに手に汗握る内容だ.

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2013/03/06

・良くできた刑事小説。事件の構造も二転三転する捜査の状況も面白かった。笹本稜平こんな感じの小説も書けるんだな。親父が刑事一筋だったにもかかわらず息子があんまりにも素直に育って良い青年になりすぎてるし、息子の成長を嬉しく見守る父親もなんだかしっかりしすぎて読んでてくすぐったかったけ...

・良くできた刑事小説。事件の構造も二転三転する捜査の状況も面白かった。笹本稜平こんな感じの小説も書けるんだな。親父が刑事一筋だったにもかかわらず息子があんまりにも素直に育って良い青年になりすぎてるし、息子の成長を嬉しく見守る父親もなんだかしっかりしすぎて読んでてくすぐったかったけど最後まで楽しめた。

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2012/12/03

定年に近付こうとしている所轄の刑事葛木は妻を亡くし、本庁の捜査一課から希望して所轄配属に回してもらう。息子の俊史は警察のキャリアで殺人事件が発生した葛木のところに管理官として帳場のトップしてくる。そこへ応援として捜査一課13係の猛者達のグループも応援にくる。その犯人の目星がつかな...

定年に近付こうとしている所轄の刑事葛木は妻を亡くし、本庁の捜査一課から希望して所轄配属に回してもらう。息子の俊史は警察のキャリアで殺人事件が発生した葛木のところに管理官として帳場のトップしてくる。そこへ応援として捜査一課13係の猛者達のグループも応援にくる。その犯人の目星がつかないうちに第二の殺人、第三の殺人事件が起こる。やっと捜査線上に幸田という青年が上がりマークしていくが指紋という物的証拠が出て逮捕する。しかし葛木がこの青年と任意で調べたところシロと判断する。この取り調べに13係長の山岡があたり、自白させてしまう。現場とキャリア、本庁と所轄、そして対マスコミと警察を蝕んでいる硬直化が出ており、また昔ながらの気骨を持った所轄の刑事、立場が逆転している親子関係と結構面白く読ませて貰った。

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2012/11/30

所轄刑事の父、キャリア管理官の息子が同じ捜査本部に立つ。 親子間の会話が凄い。正論尽くめなので、多少背中がむず痒く感じることはあるものの、ここまで徹底されていると清々しいかな。たまにはこういうのもアリだと思う。最後、バタバタと展開が慌しかったけれども、捜査方針を立てる経緯とかが...

所轄刑事の父、キャリア管理官の息子が同じ捜査本部に立つ。 親子間の会話が凄い。正論尽くめなので、多少背中がむず痒く感じることはあるものの、ここまで徹底されていると清々しいかな。たまにはこういうのもアリだと思う。最後、バタバタと展開が慌しかったけれども、捜査方針を立てる経緯とかが詳細に描かれていて、興味深かった。実際もこんな感じなのだろうか?

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2012/10/02

これまでの作品はほぼ読んでおり、はずれがなかったことから期待していたのだが、本作は期待はずれだった。 とにかくリアリティに欠ける。人物関係に相当無理があると感じた。推理物としても後半の展開が強引過ぎてとても不自然だと思う。 本書の前に読んだ「未踏峰」は非常によかっただけに残念。

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