浜村渚の計算ノート(2さつめ) の商品レビュー
簡単な数学ネタかと思ったら、だんだん知らない数学者なんかも出てきて…面白くなってきたぞ! 相変わらずの数学ネタだけかと思ったら、ファンタジーやら経営やら、意外と幅も広くなってきていい。 経営者楡小路ルイの理解の早さや言動から、今後重要キャラになると予想してる。楽しみ。 小...
簡単な数学ネタかと思ったら、だんだん知らない数学者なんかも出てきて…面白くなってきたぞ! 相変わらずの数学ネタだけかと思ったら、ファンタジーやら経営やら、意外と幅も広くなってきていい。 経営者楡小路ルイの理解の早さや言動から、今後重要キャラになると予想してる。楽しみ。 小さい頃もらった虚数の情緒をちょっと読み返したくなった。
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今回は、ルービックキューブ、累乗、余剰、記数法がテーマ。 「数学というのは、覚えるものじゃなくて、理解するもの」 確かにこのことに気が付いたお陰で数学が嫌いにならずにすんでいるのだと思います。
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2冊目。 なんというか,1冊目ほどの衝撃はない。なので,そういう目で読んでみると,話はあっさりでスピード感はないから物足りなさがある。 1冊目と違うな,と思う点でいえば,言葉遊びが多いこと。その点では楽しめた。特に最後の「不思議の国のなぎさ」は数学よりも言葉遊びじゃないかなーと...
2冊目。 なんというか,1冊目ほどの衝撃はない。なので,そういう目で読んでみると,話はあっさりでスピード感はないから物足りなさがある。 1冊目と違うな,と思う点でいえば,言葉遊びが多いこと。その点では楽しめた。特に最後の「不思議の国のなぎさ」は数学よりも言葉遊びじゃないかなーと思う。うまい具合に言葉と数字がリンクしたなーと。そこは面白かった。 ただ〔n進法〕の説明はわかりづらいかな。。。まるまるどっぷり10進法の世界に使っていると,2進法とかの世界は中々受け入れられないもんなんだよね。まー,16進法はみなさん,知らず知らず受け入れてますがね(笑)
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ルービック王子や、裁判員の傍聴制度、さらに不思議の国のなぎさの物語。最終話、不思議の国のなぎさはすごく面白かった!途中までのなぞなぞが全てこれに繋がっていたとは!
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『2012年 1月 17日 第1刷 発行』版、読了。 前巻がおもしろかっただけに今巻も期待して読みました。 最初は前巻同様にサクサク読み進めていったのですが…最後のエピソードで、つまづきました(^-^;; アリスとからめての内容展開ではあったのですが…それがどうにも自分にはあわなかったです。扱われていた数学要素はおもしろかっただけに、それがちと残念でした。 とはいえ、巻末のあとがきはなかなかに良いことが描かれていたし、解説も良かったです♪ ですが、読了してみて感じたのは前巻ほどのインパクトが感じられなかったかなあ…と。 次巻に期待します☆
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「n進法」が鍵となる話が含まれていて、そこが理解できず、もやもや感が残りました。あとがきにも好き嫌いが分かれる話と書かれていますが、一冊目で数学が分かったかも、と思ったのもつかの間、やっぱり数学嫌い、分かんない、と結論付けることに。次の巻では、どうなるのでしょう?
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浜村渚シリーズ2冊目。今回は前回よりもすこし数学の難易度が上がっていると思う。とくに最後の不思議の国のは、難しかった…でもこれを読むだけで、すこし数学を理解できた気がする。それと、忘れていた数学の知識を思い出せたようでうれしい。ミステリとしてはすこし物足りないけど、おもしろい。
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浜村渚の数学への愛を武藤刑事が感じるように読み手にも伝わって数学はあまり得意じゃないけど面白いなって思いました♪( ´▽`)
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二冊目もすごくおもしろかったです!出てくるキャラクターが個性的で読んでいてたのしい。 敵役も、なんだか可愛いやらおもしろいやらで憎めないです(笑)
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義務教育から数学が外され、数学の地位が低下した世界で数学の地位向上を目指して暗躍するテロリスト集団「黒い三角定規」と、それに立ち向かう数学好きの中学二年生・浜村渚が繰り広げる数学ミステリ第2弾。 本書ではルービックキューブを題材に、その数学的な位置づけ、立方体に隠されたたくさんの図形の話など、蘊蓄もちりばめながらルービック王子とある意味ゆるーく戦う話や中国・上海で開発された新世代セラミックに絡むお嬢様ルイの登場、法廷を舞台に数学によって証拠を粉砕していく珍しい裁判もの、キューティー・オイラーが登場し、不思議な国へと迷い込むファンタジーなどが収録されている。 いずれもどこかゆるーい感じがしつつも数学的にはしっかりした理論に裏付けられ、きちんとした解説も施された連作短編となっている。新しいキャラクターも登場し、一方でドクター・ピタゴラスはいつまでたってもその尻尾をつかませないので、物語の行方はいやが応にも気になってくる。 数学好きでなくても取っつきにくさを感じさせないし、数学が苦手でなければ数学の奥深さを改めて感じられるように、難しすぎず、でもはしょりすぎない絶妙なバランスを保っているのはすばらしいと思う。
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