放射線医が語る被ばくと発がんの真実 の商品レビュー
自分も「放射脳」になってたなぁ...そう気付かされた一冊。「不安」、「イメージ」が先行して、冷静さを欠いていたなと思った。疑問に感じる点が無いわけではないけど、データや論拠に基づいた説明は説得力があるし、平易な文体で素人の自分にも理解しやすかった。放射性物資との向き合い方に悩む人...
自分も「放射脳」になってたなぁ...そう気付かされた一冊。「不安」、「イメージ」が先行して、冷静さを欠いていたなと思った。疑問に感じる点が無いわけではないけど、データや論拠に基づいた説明は説得力があるし、平易な文体で素人の自分にも理解しやすかった。放射性物資との向き合い方に悩む人にはかなりお勧め。
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私は御用学者の言うことは信じてはない。 しかしながら、彼らがどういうことを書いているのか、知っておく必要があると思った。 この本で一貫しているのは、福島第一原発事故で放出されている放射能は心配はない、と言う事だ。 チェルノブイリ事故で子供の甲状腺がん以外のガン出ていない、そう言う...
私は御用学者の言うことは信じてはない。 しかしながら、彼らがどういうことを書いているのか、知っておく必要があると思った。 この本で一貫しているのは、福島第一原発事故で放出されている放射能は心配はない、と言う事だ。 チェルノブイリ事故で子供の甲状腺がん以外のガン出ていない、そう言うデータがないと言い切っている。 しかし、「データーがない」というのは、データーが十分にあった上でのことではなく、ただ単に、そういったデータがない・活用できるデーターをとっていなかっただけである。 つまり、十分なデータがあった上での結論(=甲状腺以外のガンはない)ではない。これを見抜けなければならない。 そして、バンダジェフスキー博士や、ヨーロッパの医師や専門家の本や、情報を読めば、ICRPが認めていないだけで、実はそういったデータがある。 その他、内部被爆について説明はしているものの、外部被曝と内部被曝をごっちゃにして、安全であると言いたげな内容であると私は思った。 東大の教授であり、放射線医としてキャリアもあるひとであるから、福島の人たちは彼の書く内容を信じるであろうが、この本を読む場合は、異なる見方、反対の説を唱える人の本も読むことが、バランスが取れていていいと思う。 本日8月29日に、ノーベル平和賞団体(IPPNW)が、子どもや妊婦の被ばく線量を年間1ミリシーベルト以下に抑えることなどを日本政府に勧告したが、中川氏は、これをどう考えるのだろうか。
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論旨が明解でわかりやすく、メッセージもダイレクトに伝わりました 御用学者呼ばわりする人もいますが、私はこの人の言うことは信用できると思いました 被曝量よりも、避難や過度な恐れから受けるストレスや生活習慣の変化が発ガンの危険性を高める、との主張は、私がモヤっと思っていたこととマ...
論旨が明解でわかりやすく、メッセージもダイレクトに伝わりました 御用学者呼ばわりする人もいますが、私はこの人の言うことは信用できると思いました 被曝量よりも、避難や過度な恐れから受けるストレスや生活習慣の変化が発ガンの危険性を高める、との主張は、私がモヤっと思っていたこととマッチしたからです 徒に不安を煽る人々への怒りも共感しました 個人的には長期の低線量被曝の影響はよくわからない(くらい小さい)と理解しました 現在の放射能のリスクは他の色々なリスク(事故・病気・災害)と同じように恐れればいいと思ってます 冷静になれる一冊だと思います
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原発事故直後に話題になっていたチーム中川の中川先生の著書です。内容はごく当たり前のことですが、これすらも安全厨などと言われるのは気の毒に思っていました。最近は安全だ危険だという議論があまり表ざたにならないのは良いことなのかそうでもないのか。
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がんに向き合ってきた放射線医師の立場から福島原発事故の放射能の影響を解説する本です。合理的な情報を知りたかったので役立ちました。扇動的な声に左右されないよう、放射能を軽く見てもいけないし、恐れすぎることもいけないと思っています。
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中川先生,放射能の危険を煽る人々に対して随分怒ってる。混乱の元凶は「正確な情報の欠如」にあるとして,広島・長崎で得られた知見,チェルノブイリの教訓をもとに,「福島でがんは増えない」と断言してくれる。 アマゾンの評価はホント両極端。でも放射線医で,過去の著作もとても信頼できる内...
中川先生,放射能の危険を煽る人々に対して随分怒ってる。混乱の元凶は「正確な情報の欠如」にあるとして,広島・長崎で得られた知見,チェルノブイリの教訓をもとに,「福島でがんは増えない」と断言してくれる。 アマゾンの評価はホント両極端。でも放射線医で,過去の著作もとても信頼できる内容だし,そんなに疑う理由はないと思う。生涯累積100mSvで癌死リスク0.5%上昇っていうのも,短時間で浴びた場合のデータがもとになってるようだし。慢性被曝なら相当安全と考えていいのでは。 今の日本が癌大国っていうのも長寿が原因。その説明として挙げられている事例が面白かった。波平の設定年齢54歳(!)と郷ひろみ56歳を比較して,「どう見ても波平さんの方が年配に見えます。漫画が描かれた当時の50代は隠居暮らしの一歩手前といったところですが…」(p.59)だってw「フネさんは48歳、松田聖子さんは49歳です。こちらもとても、ほぼ同年齢とは思えません」とも。いやあ,中川さんセンスあるな。 内容的にはそれほど真新しいことはなかったけど,大事なことが書いてある。チェルノブイリと同じレベル7だ!と単純に騒ぐのではなく,チェルノブイリで得られた結論「放射線の被害より,住み慣れた土地からの移住,生活の激変の方がリスクが高い」というのは銘記しておかないと。 チェルノブイリの低線量被曝で起こった唯一の被害は子供の甲状腺癌で,セシウムの影響は見られていないこと,放射性ヨウ素による内部被曝は福島ではわずかだったことが,著者が「福島でがんは増えない」とする根拠。これはほかにも多くの人が同じことを言っていて,信用してよいと思っている。 数値や単位に関して誤植があるみたい。 http://cknbstr.tumblr.com/post/15755712702 p.39のは結構まずいな。計算違い? アメリカ駐在の商社マンが日本とアメリカを(誤:7→正:15)回往復すれば、日本での自然被ばくの(誤:3→正:2)倍にも達します。
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チェルノブイリ、広島・長崎のこと、福島で見てきたこと、がんのリスクについて、分かりやすく書かれた本です。 なぜ「福島では今後がんは増えない」と言っているのか。 (ただし「不要な被ばくは、あくまで不要」とも言っています。) どちらかというと、私は不安感のほうが大きくて憂いていたの...
チェルノブイリ、広島・長崎のこと、福島で見てきたこと、がんのリスクについて、分かりやすく書かれた本です。 なぜ「福島では今後がんは増えない」と言っているのか。 (ただし「不要な被ばくは、あくまで不要」とも言っています。) どちらかというと、私は不安感のほうが大きくて憂いていたのですが、この本を読んで、少し落ち着いたかもしれません。
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放射線医・中川先生が原発後の放射能について安心感を持たせる為に書かれた一冊。 本当にセシウムは人体に影響がないのかなあ〜。
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放射線は怖いもの。それ間違いないと思うが、 何が怖くて、何が大丈夫なのか、それをきちんを知る事が大切。 これを読めばそれはが分かる。 放射線は勿論発がん性はあるが、それ以上に普段の生活に発がんの危険は沢山ある。 放射線がどう。と言うよりそれを改める方がよいのでは。 どんな人にも読...
放射線は怖いもの。それ間違いないと思うが、 何が怖くて、何が大丈夫なのか、それをきちんを知る事が大切。 これを読めばそれはが分かる。 放射線は勿論発がん性はあるが、それ以上に普段の生活に発がんの危険は沢山ある。 放射線がどう。と言うよりそれを改める方がよいのでは。 どんな人にも読んで欲しい。
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東大放射線科准教授の著書。著者は1960年生まれ。1999年の東海村の臨界事故の治療チームの一人。原発事故直後からTwitterで医学・疫学的な立場からの発言をしている人物。本書の主旨は、今回の原発事故を原因として福島でガンの発生が増えることはない、というもの。論理的な説明であり...
東大放射線科准教授の著書。著者は1960年生まれ。1999年の東海村の臨界事故の治療チームの一人。原発事故直後からTwitterで医学・疫学的な立場からの発言をしている人物。本書の主旨は、今回の原発事故を原因として福島でガンの発生が増えることはない、というもの。論理的な説明であり、納得できる。
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