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海馬亭通信(1) の商品レビュー

4.3

26件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2013/07/23

風早の街、元ホテルだった下宿屋海馬亭に住む人々と、やまんばの娘由布が織り成す様々な物語。不思議な設定がすんなり違和感なくすっと入ってくる村山さんのお話が好き。同じ風早の街の別の物語も蘇ってくる・・・ あったかい気持ちになる。

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2013/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらすじ・・・・ 行方知れずの父親を探して、人間の町に下りてきたやまんばの娘・由布。 自称ワルの小学生・千鶴を助けたことがきっかけで、彼女の祖母が 営む下宿【海馬亭】にやっかいになることに___ 海からの風が吹き渡る風早の街。 古い洋館【海馬亭】で繰り広げられる、由布と愉快な住人達との 心温まる交流譚。 文庫版には書き下ろし中編を特別収録。 やっぱり風早の街が舞台です不思議なことがいっぱいの街だな住んでみたい そしてやっぱり村山早紀さんの話は、優しくて好き 中編の眠れる街のオルゴールも前編だけ入っているので 早く2の後編が読みたいです

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2013/03/20

最初の手紙◎ごめんねのくまさん/二通目の手紙◎とりあえず記念写真/三通目の手紙◎虹色タイルと宇宙船/最後の手紙◎おおみそかはこたつみかん/十七年後◎眠れる街のオルゴール(前篇) 風早の街の下宿「海馬亭」に住む人たちのお話 海馬亭にやってきて手紙を書く人 由布。 住んでいる人 千...

最初の手紙◎ごめんねのくまさん/二通目の手紙◎とりあえず記念写真/三通目の手紙◎虹色タイルと宇宙船/最後の手紙◎おおみそかはこたつみかん/十七年後◎眠れる街のオルゴール(前篇) 風早の街の下宿「海馬亭」に住む人たちのお話 海馬亭にやってきて手紙を書く人 由布。 住んでいる人 千鶴ちゃん、お銀さん、リリーさんに玲子さん、コックさんに優美子さん。伊達さんに時々現れる純子さん。人でも人でなくても仲良く暮らせるならそれでいいよね。 恐れることなく嫌うことなく時にはぶつかることがあっても根っこのところで信頼して暮らせたら。それが幸せかもしれない

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2012/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

眠れる森のオルゴール編がとてもきれいで好き。 (ほろりときてしまったのは、おそらくわたし自身疲れていたからだとしても。) 主人公である由布ちゃんの今後や、姉に送ったはずの手紙を持つ千鶴ちゃんの正体が気になる。 大人になったお話では、その辺り全く触れてくれないので残念。1巻でまとめてほしかったな。 どことなく、メルヘンチックな雰囲気がとくに好み。

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2012/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

山に住む由布が、父親を探しに風早の町で暮らす話。後日談が好きだから、17年後の話が楽しい。ねこまたのシーンでうるっときた。

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2012/09/17

普段は山の中でひっそりと暮らしていた、やまんばの娘である由布が お父さんを探して人間の街に下りてきて、人間の子である千鶴と出会い 海馬亭に置いてもらうところから物語は始まった。 文章は、由布から山にいるお姉さんに宛てた手紙形式で綴られていて 読んでいると、(おそらく)手紙を読んで...

普段は山の中でひっそりと暮らしていた、やまんばの娘である由布が お父さんを探して人間の街に下りてきて、人間の子である千鶴と出会い 海馬亭に置いてもらうところから物語は始まった。 文章は、由布から山にいるお姉さんに宛てた手紙形式で綴られていて 読んでいると、(おそらく)手紙を読んでいるお姉さんと同じような 気持ちで、由布の行動にはらはらしたり、安心してほっと胸をなでおろしたり しているような気になる。 作者は、ほかの著書でも同じ「風早の街」を舞台にしており 『コンビニたそがれ堂』シリーズでもおなじみの街並みも出てきて 著者の本を読んでいると自分自身も風早の住民になったような 錯覚に陥る。 疲れたときのビタミン剤になるような一冊。

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2012/09/16

大人も楽しい児童書といえば、私の中では村山早紀さんです。この作品も変わらずあったかいお話。2を続けて読もうと思います。

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2012/05/27

やまんばの娘・由布が行方知れずの父親を捜して、初めて風早の街に出かけていったときの話。素直で心温まる作品。

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2012/05/20

村山早紀さんの海馬亭通信。読んでいてほっこり。とても美しい文章で、読後なんとも心地いい。魔女の宅急便(映画版)を好きな人はきっと好きになる。カバーもまた素敵。

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2012/05/18

ある年ふらりと買い物に出かけて以来 帰らなかった父 母には忘れなさいと言われたけれど 15になったやまんばの娘は 一大決心をして父を探しに山をおりる 生まれて初めての人間の街は 心地よい潮風の吹き渡りそして 温かな人たちの住む街でした * なんて素敵なお話! 児童文学こ...

ある年ふらりと買い物に出かけて以来 帰らなかった父 母には忘れなさいと言われたけれど 15になったやまんばの娘は 一大決心をして父を探しに山をおりる 生まれて初めての人間の街は 心地よい潮風の吹き渡りそして 温かな人たちの住む街でした * なんて素敵なお話! 児童文学こうあれかし! 久々に西洋ファンタジー以外の純・児童文学を読んで心洗われた感じ やはり自分は児童文学が好きなんだな…と再認識 とにかく主人公のやまんばの女の子の「感じ方」がとても良かった 優しくて、暖かくて 時に人間とは違った割り切り方が神っぽくあっさりしていて けれど冷酷なわけではなくて…… くすりとしたり、うっすら涙を浮かべたり ころころと気持ちが動かされる良い作品だった 続き即買いで!

Posted byブクログ