「ありがとう」が人と会社を幸せにする の商品レビュー

野口吉昭【著】

2016/11/03

人に薦められた本を読む第12冊目
職場で知り合った国際開発に興味がある親友に薦められ。直接的間接的に社会に役立つ事業を行っている企業とポイントを紹介している本。やっぱり、人の役に立つ仕事がしたいなぁ。大手を辞めた事を後悔しないためにも、この本の内容を常に心に留めておきたい。

2012/03/03

１．誰かの役に立てるヒントは「自分」の中にある
　　想像力には限界があり、”その場””その状況”になって初めて、
　　その人のことが本当の意味で分かる

２．傍を楽にすること
　　働くとは、自分の隣にいる人、ひいては世のため人のために
　　仕事をするのが”働く”ということ

３．オフィス
　　オフィスは仕事をするための「場」であって、それ以上でも以下でもない
　　その「場」の空気を作るのは、そこにいる人たち自身

４．半径１メートルからの改善
　　いつか誰かがどうにかするだろう、ではなく、自分自身が今やっておこうとする
　　意識を持つことが大切

５．ファンが集まる魅力
　　会社のポリシーがお客様にきちんと伝わっている点

６．個客主義
　　各店長が独立した経営者として店作りを行ない、それぞれの売り場担当者が
　　「個客」主義を徹底している
　　これはワン・ツー・ワン・マーケティングであり、お客様一人ひとりに対して
　　それぞれのニーズをくみ取って商品を売っていくという姿勢

７．成功のヒントはお客様の中にある
　　お客様の声には真摯に耳を傾ける
　　一番大切なことを教えてくれるのはお客様

８．仕事は選べなくても、仕事のやり方は選べる
　　たとえ単純作業であっても、それを楽しく、やりがいのあるものに
　　できるかどうかは、すべて自分次第なのだ

９．いい仲間と仕事ができることを大切にする
　　ちょっと嫌な人がいても、相手にとって自分が”いい仲間”でいられるように努力をすれば
　　自然とその場にいい空気、いい関係が生まれる

10．できることから頑張る
　　あなたが元気に振る舞えば、周りもつられて元気になります。
　　「ありがとう」が「ありがとう」を呼ぶように、人にやさしくしたら自分にも
　　やさしさが返ってくるように、元気もどんどん周りに広がっていく

2012/01/21

前職にて、学校や病院、生協など財務面でチカラのある非営利組織はクライアントの可能性があっただけ、だったなぁと、本書を読んで（頂き物）思い起こした。経営コンサルタントが地域づくりやNPOを取り上げた書籍を出していることが感慨深かった、時代は進んでいるのだと。
新たな視点や価値を地域やNPOに見出す機運は高まっているが、ホンモノを見出していくにはあともう少し時が必要かもしれない。