塔里木秘教考 の商品レビュー
12/10 読了。 想像していたのと全然違う方向に物語が進んで、面白くなる手前ですべての要素が打ち切られてしまったような。偽文書、タイムパラドックス、ウイグル族、マニ教、国家の陰謀、色んな要素が盛り込まれているのに、いまいち盛り上がりにかける。ただ、2011年末にこの本を出したこ...
12/10 読了。 想像していたのと全然違う方向に物語が進んで、面白くなる手前ですべての要素が打ち切られてしまったような。偽文書、タイムパラドックス、ウイグル族、マニ教、国家の陰謀、色んな要素が盛り込まれているのに、いまいち盛り上がりにかける。ただ、2011年末にこの本を出したこと、そこにはきっと意味があるのだと思う。
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歴史もの、シルクロードものかと思って読み始めたら…なにこれ?SF?ファンタジー?? いや、しかし、分野なんてどうでもいいのです。それぞれの結末(正解?)も、たぶんどうでもいいのです。とにかく読み始めたらやめられず、一気に読ませる面白さがありました。そりゃ、ま、偽古文書はいったいな...
歴史もの、シルクロードものかと思って読み始めたら…なにこれ?SF?ファンタジー?? いや、しかし、分野なんてどうでもいいのです。それぞれの結末(正解?)も、たぶんどうでもいいのです。とにかく読み始めたらやめられず、一気に読ませる面白さがありました。そりゃ、ま、偽古文書はいったいなんだったのー?と、やっぱり思わなくもないけどね。
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過去と現在、二組の双子の物語が、意外なところで結ばれていく……。ウイグル人やソグド人を主人公にした珍しい物語。意外と読みやすい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
耳慣れない地名に名前、地理感覚も歴史の知識もなし。というわけで、最初のうち読み進むのに若干苦労しましたが、読み進めるにつれ、現代・過去・あちらの町からこちらの砂漠、といくつもの物語が交錯しあい、ページを繰る手が止まらなかった。が、怒濤の終盤、どこがどこにリンクするのか段々こんがらがってきて、結末の余韻がまだ味わえてません(^^;)。 【後日談】書中に出てくる“マニ教”は、「過去に興隆したが現在では滅亡した(信者が消滅した)代表的な宗教とされている」という話をウィキペディアで読んで、やっと話の大筋が見えました。
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