「通貨」で読み解く世界同時恐慌 の商品レビュー
1/25 目を通しておくべきだと思い購入。 「私にとっての20世紀」加藤周一を読んでいたのだが後回しになった。 こういうことでいいのかなと思うが、投資関連が優先になるのは仕方が ないと思う。
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ミスター円・榊原英資氏の新著。 2012年1月・初版、222ページ。 文章は平易で読みやすい。 しかし、内容的にはそれほど新しい部分はないかな。 ただ、 「低福祉・低負担か、それとも高福祉・高負担か」 という考え方は、自分にしては新しい考え方で、 フランスをモデルにするという...
ミスター円・榊原英資氏の新著。 2012年1月・初版、222ページ。 文章は平易で読みやすい。 しかし、内容的にはそれほど新しい部分はないかな。 ただ、 「低福祉・低負担か、それとも高福祉・高負担か」 という考え方は、自分にしては新しい考え方で、 フランスをモデルにするというのも、ちょっと新しかった。 成熟国家としての日本の在り方、円高に対する処し方について、 色々書いてある部分は参考になった。 ただ、文章の前半~中盤にかけては、世界・経済の戦後史が中心で、 歴史を振り返るという意味では良いのだけど、 その関係の知識がある人には、当たり前すぎて面白くない。 また、円高を受け入れるという日本の在り方について、もともと考えている人にしてみれば、結論もそれほど目新しいものではない。 近著と内容的に被る部分が多いので、 著者の最近の本を読んでいる人にはそれほどお勧めできないですが、 読んだことがない人にとっては、読みやすいし読んでみる価値はあると思います。
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第4章「円高ドル安・ユーロ安! どうなる?日本経済」 の立ち読みだけでもおすすめ! 4章 目次(一部省略) ●1ドル=360円の為替レートは、こうして決まった ●スミソニアン会議で1ドル=308円になったのは、暗殺が怖かったから ●異常だったプラザ合意後10年館の円高 ●「ド...
第4章「円高ドル安・ユーロ安! どうなる?日本経済」 の立ち読みだけでもおすすめ! 4章 目次(一部省略) ●1ドル=360円の為替レートは、こうして決まった ●スミソニアン会議で1ドル=308円になったのは、暗殺が怖かったから ●異常だったプラザ合意後10年館の円高 ●「ドル安」・「ユーロ安」の長期化で警戒すべきこと ●現在の円高を阻止する有効な手がない理由とは ●覚悟を決め、円高メリットを生かす道を探ることが大事 ●円を海外でつかって円高メリットを享受する方法 ●強い円を握りしめて、中小企業も海外に集団進出している ●国内空洞化を心配する必要はない! ●韓国や台湾の海外ビジネスから、日本企業が学ぶべきこと ●円高は日本全体のバランスシートで考えなければならない ●いまや「攻めの円高戦略」が求められている ●「強い円は日本の国益である」と宣言しよう! ●國の借金1000兆円の日本が”ギリシア”になる可能性はあるか ●家計の資産が大きい日本は、まだ金持ち国である ●消費税引き上げは、もはや避けられない!? ●日本は、戦後もっとも重大な局面を迎えている ●日本はフランス型の高福祉社会を目指すべきである エピローグ ●日本強みは「○○」「○○」「○○」にある ●成長が期待できる分野で、規制緩和や自由化が遅れている ●農業を成長産業にするために舵を切れ ●日本人だけが、日本の将来に悲観的になっている
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アメリカのジャパナイゼーションとは、80年代に流行った時と意味が変わり、今回は失われた10年という意味。3大通貨が、ドル・ユーロ・円だったが、これからは元・ユーロ・ドルにとって替わられるだろうという筆者。
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