真夜中の手紙 の商品レビュー
2023年4月30日 ウェブサイト投稿の記事のノベライズ。 生活をつぶさに伺い知る楽しい試み。 宮本輝氏の小説は好きで読んでいた。ドナウの旅人とか、オレンジの壺とか。 ゴルフと音楽と落語と軽井沢と会食、そしてアルコール。 日々思い入れの音楽とお酒に包まれて眠りにつく。そんな習慣、...
2023年4月30日 ウェブサイト投稿の記事のノベライズ。 生活をつぶさに伺い知る楽しい試み。 宮本輝氏の小説は好きで読んでいた。ドナウの旅人とか、オレンジの壺とか。 ゴルフと音楽と落語と軽井沢と会食、そしてアルコール。 日々思い入れの音楽とお酒に包まれて眠りにつく。そんな習慣、私も真似たいと思った。 ときにお茶目な言い回しがあり、かわいいオッさんだと親しみを覚えた。
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宮本輝がウェブサイトを持っているとは知らなかった。本著は3.11以降の記述、井上靖のエピソード、ジャック二クラウスの言葉、そして、時折の憂国の言が印象深い。
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宮本輝氏の日々のブログ 流転の海シリーズは、まだまだ続くのですね 児玉さんとの対話の様子や現在の日本人の在り方を嘆いている様など、 とても興味深かったです。 続きが出るといいな
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さくさくと読めました。児玉清さんとの逸話が心に残るなあ。慈雨の音で、最後の三ページを捨て去った話、そうだったんだと印象的だった。
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宮本輝のホームページに掲示板があり、そこの書き込みに宮本氏が、返事されたり、また日記風にある日の出来事を書かれているのをまとめたもの。 作品についてのことはほとんど出てこなくて、ゴルフや、日々のできごとなどが綴られていて、宮本センセイよう怒らはります。まあだいたい世の中のことについて。 まだまだ熱いということですね。そうして熱い一日を鎮めるかのように、寝る前は志ん生の落語かクラシックかジャズを聴いてお休みになる。いいですね~ かなりの志ん生ファンです。
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宮本輝さんの小説が好きでよく読んでいますが、人となりをしらずにいたので等身大の姿に作品とのギャップを感じてしまいました。。 小説同様、文章はとても読みやすかったです。
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宮本輝さんは文章が洗練されてて、きれいですね。著者の日常が垣間見れて、思わず笑ってしまうところも。年を重ねられて、柔らかさが備わられた気がします。やっぱり宮本輝さん好きだなぁ。
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宮本さんの小説はそんなにたくさん読んでいないのだけれど、かなり熱心なファンが多いようだ。 この本は自身の公式HP上の掲示板で交わされた読者(ファン)とのやりとりの著者部分のみを編集・収録したもの。本来、一過性の思いや言葉としてウェブに掲載されたもの(それも限定された読者宛)を、こうして本にするということには抵抗があったはず。 申し訳ないけれど、個人のゴルフのスコアや、飲んだお酒の量、そして毎晩寝る前に楽しむ落語の演目や音楽、あるいは人脈自慢のような内輪受けの文章は、一気に読むと少なからず辟易する。 大御所となってしまったがゆえの尊大さが鼻につくような内容だ。それはそれで、面白くはあるのだけれど、、、
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今ではロム専門ですが、一応わたしもBTCメンバー(^^;なので この本に収録されている文章は全て読んでいたのですが こうして1冊の本になって改めて読めたのはとても幸せだと感じます あの大震災があって、日本中が心を痛めていたとき 少なからずわたしもちょっとめいっていたのかもしれませんが 輝先生のユーモアやちょっとした言葉に慰められていたのかもしれません 読みながらたくさんの付箋を貼って、読み直したりしました わたしも好きなビル・エヴァンスが「長い時間をかけての自殺」という言葉には 少なからずショックを受け、CDを聞き直したり・・・ 「春は少しずつやってくるのではありません。ある日、いっせいに春になるのです。 世の中も同じです。少しずつ変わっていくのではありません。 あるとき、怒濤のように変化するのです」という言葉に、涙が止まりません 他にもたくさんの宝物がつまっている本だと思います 宮本輝さんは、もうエッセイは書かないとおっしゃっていたので 自身のHPで、メンバーに当てた、裸の言葉ともいえる文章を こういう形で手に取ることができたことは、極上の幸運のように思います
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