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図解入門よくわかる最新発電・送電の基本と仕組み の商品レビュー

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2014/10/26

 既存の仕組み、特に原子力発電は否定的なニュアンスで書かれている一方で再生エネルギーなどの新しい方式の発電方法に対しては期待を込めた書き方がされており中立性に欠けていると感じた。一応「太陽光発電の系統への悪影」という項目で太陽光発電の問題点を挙げてはいるがそれだけで中立的な構成と...

 既存の仕組み、特に原子力発電は否定的なニュアンスで書かれている一方で再生エネルギーなどの新しい方式の発電方法に対しては期待を込めた書き方がされており中立性に欠けていると感じた。一応「太陽光発電の系統への悪影」という項目で太陽光発電の問題点を挙げてはいるがそれだけで中立的な構成となっているとは言いがたい。事故後に書かれた本なので原子力発電に対して否定的な内容となってしまうことは理解できるが、それでも解説書なのだから中立的観点から解説するべきだろう。そのうえでどうしても主張したいことがあれば問題点として項目を切るかコラムという形で掲載すべき。

Posted byブクログ

2012/04/02

最近、東電の国有化、発送電分離議論が多いので、その本質を知るために読了。 電気の基本、発電(水力、火力、石炭、風量等)、原子力、送電、配電、分散型システム、電気料金、電気事業と自由化の点から書いている。 内容は発送電にあわせて書いてあるが、単発的な説明であるような気がした。ま...

最近、東電の国有化、発送電分離議論が多いので、その本質を知るために読了。 電気の基本、発電(水力、火力、石炭、風量等)、原子力、送電、配電、分散型システム、電気料金、電気事業と自由化の点から書いている。 内容は発送電にあわせて書いてあるが、単発的な説明であるような気がした。まあ、あわてて編集して、発行した点も含めて仕方ないかと思う。

Posted byブクログ

2012/01/29

精読が出来ない性質なので、知りたい分野が出てきたら、こういう基本的な解説書を何冊も読むことにしている。 本書でも新たな知見が得られたし、また見解が他書と異なる部分も判った。 「そもそも電気とは何か?」から始まっているので、とっつきは非常に良いと思う。

Posted byブクログ