日出処の天子(完全版)(メディアファクトリー版)(2) の商品レビュー
厩戸王子の毛人愛が止まらない。 実の母に疎まれ忌み嫌われ、寂しいだろうな‥と思える側面も。 王子の超人的な能力も、怖い面があるものの、読んでいてわくわくする。
Posted by
物部氏が滅び、新しい大王が即位した。厩戸皇子の活躍があったが、この後も波乱がありそう。続きが気になる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
天才であるがゆえの孤独がひしひしと伝わってきてやきもきしちゃうわ。 彼にとっては当たり前のことが、他の人にとっては人知を超えた神業。誰にも理解してもらえないつらさです。 毛子とすれ違い~。 はやく仲直りしてほしいものです。
Posted by
大王争いが激化する2巻、物部の推す穴穂部王子と、蘇我の推す初瀬部王子が厩戸王子の手のひらの上で転がされていき、毛人(えみし)と厩戸王子の関係も、大きく揺らぎます。 機嫌を損ねれば、ぷいと遠ざかってしまう人は、周りを振り回し、好きなように生きているように、幼かった当時に読んだとき...
大王争いが激化する2巻、物部の推す穴穂部王子と、蘇我の推す初瀬部王子が厩戸王子の手のひらの上で転がされていき、毛人(えみし)と厩戸王子の関係も、大きく揺らぎます。 機嫌を損ねれば、ぷいと遠ざかってしまう人は、周りを振り回し、好きなように生きているように、幼かった当時に読んだときは思えました。しかし、今読み返すと、本当は逆で、自分の気持ちを素直に解放できない人の孤独が見えてきます。 だから、盲目的に、寄り添ってあげてほしいと願ってしまいます。 厩戸王子は天才です。「天から与えられた才」との通り、天を捕まえる力を持っています。凡人も多かれ少なかれ持っているものですが、驚いたりおそれたりするだけで理解はできない、そこに特有の孤独があります。 「天子」とは、君主を指す言葉である。しかし、天から愛された子、天より遣わされし子、天の才を振るう子、そう思えるような片鱗が登場する2巻。 某サイトより転載
Posted by
数十年ぶりに読んだが、かなり面白い。名作です。 厩戸皇子の孤独がヒシヒシ。毛人とは、まだ蜜月時代。
Posted by
- 1