フットボリスタ主義 の商品レビュー
スペイン在住の日本唯一だったサッカー週刊誌の編集長が綴るコラム。 サッカーが軸にありながら時事や社会や文化、はたまた筆者がかかわる少年サッカーチームについて、縦横無尽に書かれている。このコラムなにがおもしろいかって、筆者の自分事が書かれているから。その自分事が大いに矛盾を抱えてい...
スペイン在住の日本唯一だったサッカー週刊誌の編集長が綴るコラム。 サッカーが軸にありながら時事や社会や文化、はたまた筆者がかかわる少年サッカーチームについて、縦横無尽に書かれている。このコラムなにがおもしろいかって、筆者の自分事が書かれているから。その自分事が大いに矛盾を抱えていて、それを惜しげも無く言い切り、出しきっているから読んでておもしろい。かっこつけていない文章は自分がかっこ悪い方面に行ってしまっている時にまた読みたくなる。
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おっさんの恋愛云々は正直うっせ!って感じだけど、なかなか面白いw 08年にCWCでガンバ3位健闘と書くならば、07年の浦和3位も載せてほしかったっていうのは一つ主張させていただきたい。
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footballista編集長木村氏の独特な世界観によるサッカーコラムをまとめたもの。 他のサッカー紙には無い楽しさがここにはあります♪( ´θ`)ノ footballistaは私の好きな雑誌のひとつです。是非ご購読下さい。
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面白かった。 著者のやや辛口な物言いも、スペインを軸に語られるサッカー論。 海外在住、さらに海外で指導者である著者ならではの視点で面白い。 雑誌『footballista』のコラムをまとめた一冊。
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木村さんの言葉は、サッカーだから、とか、そういう事じゃなしに、響くものがある。たぶん、それは、自分の主義・主張をちゃんとしてるから。 サッカー好きな人はもちろん、純粋な読み物としてもたのしい一冊。
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昨18日のCWC(Club World Cup)は予想通りここでもバルサの圧倒的強さを見せつけたわけで、「メッシ万歳」「バルサ万歳」報道が溢れ、さぞや俄かバルサファンが増えサッカー専門誌も売り上げが伸びるであろうと思われる。その中で異彩を放っているのが「Footbollista」...
昨18日のCWC(Club World Cup)は予想通りここでもバルサの圧倒的強さを見せつけたわけで、「メッシ万歳」「バルサ万歳」報道が溢れ、さぞや俄かバルサファンが増えサッカー専門誌も売り上げが伸びるであろうと思われる。その中で異彩を放っているのが「Footbollista」である。 バルサファンのサイト等では予想が当たらないという意味で有名な雑誌でもあり(笑)、そういや南アフリカW杯での日本代表も3戦3敗を予想していたはずだ(私の予想と同じ)。個人的にはこの雑誌を買ったことは無いものの編集長の木村はJSPORTSの番組「 FOOT」を通じて良く知っている。ロナウジーニョを細くしたような日本人離れした風貌と日本で専門誌の編集長をやりながら何故かスペインに住んでいるという特異な経歴の持ち主で、その木村編集長が雑誌に書いたコラムを纏めたのが本書「フットボリスタ主義」だ。 2006年スペインから帰国して編集長に就任した時(当初二年間は日本在住でその後またスペインに戻った)に決めた編集方針は「脱センチメンタリズム」「脱マニア」「脱アイドル」という非常に志の高いものだ。加えてインタビューするに際して謝礼を払わない、という方針も掲げている。サッカーに限らずあらゆるスポーツに関する新聞やTV報道を見ると今や「お涙頂戴」「感動を有難う」のオンパレードで、本当に見ているのが不愉快になるばかりだかり。試合経過も試合の行方を決めたプレーも何も解説が無いのが一般的になってしまった現在、こうした編集方針を掲げているだけで何か応援したくなるではないか。 そんな彼の書いたコラムはサッカーを取り巻く旬なゲームの話題、自身がスペインの地元少年クラブでサッカー監督をすることから得る経験、スペインでの生活、個人的怒りなどなど多岐にわたるが、何れもサッカーの一面を切り取る味のある文章になっている。ヘタな戦術本を読むよりはこちらを読む方がよっぽどタメになること請け合いだ。
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