ブラックストーン の商品レビュー
著名金融プレイヤーブラックストーンについて触れるべく読書 さまざまなエピソードが盛り込まれており とても興味深い
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ブラックストーンウェイの方が読み応えがあったが、この本もオルタナティブアセットの変遷を知るには参考になった
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LBO(プライベートエクイティ)業界の変遷がとてもよくわかりました。 面白いのは、時代の流れ(と業界が世の中にどんな風に見られているか)と共に、ビジネスモデルが変わってきている事で、ジャンク債による資金調達に始まり、シンジケートローンによる複数金融機関による資金調達、シンジケーシ...
LBO(プライベートエクイティ)業界の変遷がとてもよくわかりました。 面白いのは、時代の流れ(と業界が世の中にどんな風に見られているか)と共に、ビジネスモデルが変わってきている事で、ジャンク債による資金調達に始まり、シンジケートローンによる複数金融機関による資金調達、シンジケーションと証券化のハイブリッド(これが今だと一番主流)による資金調達と、夫々の時代に於けるエリート金融マンたちによって新たな金融商品が開発され、その調達規模感と共にプライベートエクイティの買収案件規模も大きくなってきていることがわかります。本自体が2010年頃に書かれているのでその後の業界の変遷については言及されてないですが(経営改革による新たな価値の創造、がこれからのトレンドと紹介されてます)、ブロックチェーン技術等を使った一般からの資金調達なんかもそのうち始まるのかな、なんて考えたりしました。 ページ数も厚く、重めでしたが非常に面白くスラスラ読めました。
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緻密な取材によってプライベートエクイティ業界の変遷がよく分かる一冊。企業のオーナーの流動性がアメリカに比べ低いと想定される日本において今後どういった役割を担うのか。
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プライベートエクイティの雄、ブラックストーンの設立から2010年までのノンフィクション。 その当時の金融情勢も含めて丁寧に書いてありディールの詳細も分かりやすく、またこの会社やLBOのマーケットに大きく貢献した銀行員や投資家の存在が手に取るように分かるような書き方がしてあり、物凄...
プライベートエクイティの雄、ブラックストーンの設立から2010年までのノンフィクション。 その当時の金融情勢も含めて丁寧に書いてありディールの詳細も分かりやすく、またこの会社やLBOのマーケットに大きく貢献した銀行員や投資家の存在が手に取るように分かるような書き方がしてあり、物凄く面白かった。 この本を読めばPEのメインプレーヤーについては大抵のことが分かるので本当に良書。
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アメリカ経済強いては世界経済をけん引してきたPE業界の雄、ブラックストーンの栄枯盛衰のノンフィクション。元リーマンブラザーズのピーターソンとスティーブシュワルツマンが1985年10月1日に設立した。ドイツ語で「黒」を意味するシュワルツとギリシャ語で「石」を意味するピーターをとって...
アメリカ経済強いては世界経済をけん引してきたPE業界の雄、ブラックストーンの栄枯盛衰のノンフィクション。元リーマンブラザーズのピーターソンとスティーブシュワルツマンが1985年10月1日に設立した。ドイツ語で「黒」を意味するシュワルツとギリシャ語で「石」を意味するピーターをとって社名が作られた。プルデンシャルが創業から2年くらいで100億円を拠出、そこから資金集めの快進撃が始まる。今でこそファンド業界では当たり前になってきたが、この時初めてハードルレートという概念が考え出されたらしい。成るほど!
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原題『King of Capital』。まさに現代の王者。その王者も設立当初は順風満帆ではなかった。俊逸なディールを積み上げ、今の地位を獲得している。グーグルやアマゾンとなんら変わりがない。 並行して『リーマンショック・コンフィデンシャル』を読んでいたが、シュワルツ氏はリーマン...
原題『King of Capital』。まさに現代の王者。その王者も設立当初は順風満帆ではなかった。俊逸なディールを積み上げ、今の地位を獲得している。グーグルやアマゾンとなんら変わりがない。 並行して『リーマンショック・コンフィデンシャル』を読んでいたが、シュワルツ氏はリーマン・ブラザーズ元CEOのファルド氏に権力闘争で敗れた温和なイメージを持っていた。しかし、なかなかどうして、ウォール街特有の自惚れと血気盛んさは十分だ。 外資ファンドを「ハゲタカ」と揶揄する風潮があるが、市場のミスマッチやトレンドを鋭く捉え、資金を投入し、企業価値を是正もしくは向上する彼らの行動は社会的に意義の高いものである。自行のリスクヘッジばかり優先する日本のメインバンクにも見習って欲しいものである。 PEファンドが、価値毀損の理由をどう分析し、どう施策を打つかというロジックはとても勉強になる。一般のビジネス書としてもおすすめだ。
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PE業界の最大手の一角であるブラックストーンを通して、PE業界の歴史とその手法の変遷について知ることができる大著。シュワルツマンという強烈な人物を通してブラックストーンを知ると同時に、他のプレイヤーについても詳しく書かれている。 アメリカの産業の歴史、景気の変動に対応して変革して...
PE業界の最大手の一角であるブラックストーンを通して、PE業界の歴史とその手法の変遷について知ることができる大著。シュワルツマンという強烈な人物を通してブラックストーンを知ると同時に、他のプレイヤーについても詳しく書かれている。 アメリカの産業の歴史、景気の変動に対応して変革してきた自社の力が克明に描かれている。また失敗案件も包み隠さず書かれていてとても参考になる。 最後の2章は若干業界寄りの書き方っぽくもあるが、PE業界が果たしてきた役割の大きさについては疑いようがないのとを改めて認識した。 以前カーライルは読んだが、それよりも詳細で迫力があった。今年読んでよかった一冊。
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これは自分にとっては非常に勉強になる1冊でした。 プライベートエクイティのビジネス手法を全て学べましたので。 企業の買収、上場企業の非上場化。そこにおいての収益のあげ方。 資金調達手法。 今まで気が付かなかった新しい方法を幾つも知ることができましたので非常にためになる1冊とな...
これは自分にとっては非常に勉強になる1冊でした。 プライベートエクイティのビジネス手法を全て学べましたので。 企業の買収、上場企業の非上場化。そこにおいての収益のあげ方。 資金調達手法。 今まで気が付かなかった新しい方法を幾つも知ることができましたので非常にためになる1冊となりました。 文字も小さく450ページ以上(注も含めて500ページ)と なりますので、かなりボリュームがあり読み応えがあります。 余裕のあるときに購入してください。価格も高いですので。
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世界最大のプライベート・エクイティ投資会社であるブラックストーンとCo-Founderであるスティーブ・シュワルツマンがウォール街で成り上がっていく過程を描いた一冊。ウォール街と言うとGSなど投資銀行くらいしかわかっていなかった自分にとって、少し世界観が広がった気分。
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