クロックワークスリー の商品レビュー
分厚い本だけど次々止まらずあっという間だった。19世紀中のアメリカ。3人の、生い立ちや境遇に恵まれない3人の若者がそれぞれの暮らしを必死に生きて、3人がやがてめぐりあい、大人たちに騙されたり助けられてりしながら頑張る姿が描かれている。ご都合主義的な一面も無くはないけど、最後までジ...
分厚い本だけど次々止まらずあっという間だった。19世紀中のアメリカ。3人の、生い立ちや境遇に恵まれない3人の若者がそれぞれの暮らしを必死に生きて、3人がやがてめぐりあい、大人たちに騙されたり助けられてりしながら頑張る姿が描かれている。ご都合主義的な一面も無くはないけど、最後までジェットコースターのような展開を楽しめたのは間違いない。(図)
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ひとつの街で繰り広げられる子供たちの冒険なのですが、その町に吸い寄せられるように登場する人々や小道具が、未知の世界へとつながる壮大な世界観を与えている。 錬金術やスチーム・パンクの要素もあって、純粋にワクワクしながら読み進めました。 子供たちが自分の力で精一杯問題を解決しようとす...
ひとつの街で繰り広げられる子供たちの冒険なのですが、その町に吸い寄せられるように登場する人々や小道具が、未知の世界へとつながる壮大な世界観を与えている。 錬金術やスチーム・パンクの要素もあって、純粋にワクワクしながら読み進めました。 子供たちが自分の力で精一杯問題を解決しようとする姿に、自分も童心にかえりハラハラドキドキ。子供の視点で、謎の人物は謎のままというのもいい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
孤立無援だと思っていた子供たちが出会い、協力しあって自分たちをより良い方向に向かわせることに成功する話。 スチームパンク時代楽しいよね。 久しぶりでやっぱりワクワクした。 でもちょっと期待しすぎたかも。 物足りなかった。 なんだろう。 ジュゼッペの出番少なくね…? みたいなことだろうか…私的に。 ひとつひとつのアイテムや出来事が、絡まり合うわりに味気なくも思えてしまうけど、面白かったんだよね、全体的には。 だから、良かったんだと思うんだよ! ---- 主人公は三人。 イタリアから売られてきた、孤児で大道芸人のバイオリン弾きのジュゼッペ。 同じく孤児で孤児院から腕を見込まれて時計職人の元で修行を積んでるフレデリック。 石工だった父が脳卒中で倒れ、双子の妹や母を支えながらホテルでメイドとして働くハンナ。 ジュゼッペは劣悪な環境を出て弟妹のいるイタリアに戻ること、フレデリックは時計職人として一人前になるためにオートマタを作ること、ハンナは父を助け家庭を守るために宝を手に入れること、のために、協力しあう。 ジュゼッペが良かったなぁ。 ハンナとフレデリックがすぐにまとまってしまう感があるので、少し微妙。 あまり最初から色恋はな… と思いつつ、それはそれでよかったのかも? ハンナが最後の方で、自分の怒りに気づくとこはわりと良かった。
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読まなくても良かった。イラっとする登場人物が一人いて、その徒弟が発言する度にカチンとムカついたので。ヴァイオリン弾きを主体に組み立てて欲しかった。と思った。烏滸がましい感想なのだけど。
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スチームパンク臭がぷんぷんの表紙。 オートマタ、アナリティカル・エンジン、ディファレンス・エンジン…これこれ! 訳者あとがきにも「スチームパンク」の記述あり。 いよいよ「ディファレンス・エンジン」読まなきゃー。
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バイオリン弾きの少年ジュゼッペ、時計職人のフレデリック、メイドのハンナ。 三人の出来事が繋がっていって、それぞれに影響を与えていくのが楽しかった! 章ごとに視点は変わるけれど、時間軸は同じように進んでいるから混乱することもなくサックリ読めました。
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19世紀末のアメリカ東部の港町 大道芸人のジュゼッペ(11歳) 時計職人のフレデリック(13?) ホテルのメイドのハンナ(12歳) 三者がそれぞれの宝物(夢)を追いながら、やがては助け合い支え合う仲間となりひとつの物語を織り上げる。 貧困と富裕、市街地と原生林、過去と未来...
19世紀末のアメリカ東部の港町 大道芸人のジュゼッペ(11歳) 時計職人のフレデリック(13?) ホテルのメイドのハンナ(12歳) 三者がそれぞれの宝物(夢)を追いながら、やがては助け合い支え合う仲間となりひとつの物語を織り上げる。 貧困と富裕、市街地と原生林、過去と未来などのように両極端に異質なもの同士の間を、文字通り辺境人と言われる子どもと大人の間の彼らの生きる姿こそが「物語」。 ひとつひとつのパーツが 見事に組み上げられ、スピーディーに展開する物語の流れに釘付けとなる。 505ページも 少しも苦にならない。 続編への期待も大。
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すべての機械がばねと歯車で動いていた頃、子供に平穏な日々は保障されていなかった。 父が倒れて一家の生計を担うべくホテルで働くハンナ、親に売られて大道芸人として稼ぎのすべてを巻き上げられる毎日のジュゼッペ。孤児院から引き取られて時計職人の修行をするフレデリック。 街中ですれ違った3...
すべての機械がばねと歯車で動いていた頃、子供に平穏な日々は保障されていなかった。 父が倒れて一家の生計を担うべくホテルで働くハンナ、親に売られて大道芸人として稼ぎのすべてを巻き上げられる毎日のジュゼッペ。孤児院から引き取られて時計職人の修行をするフレデリック。 街中ですれ違った3人が、引き寄せあうように中心に集まっていく。そこにあるのはバイオリンのメロディーと、奇妙な機械。 敵がいっぱいの中で3人がどうなってしまうのかが気になって、一気に読めてしまいます。小学校高学年くらいから。
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500ページもあっという間の面白さでした。舞台は19世紀末頃のアメリカ。主人公は3人。祖国イタリアに帰りたい大道芸人ジュゼッペ。実の母を探す時計職人のフレデリック。病気の父と貧しい家族のため宝物を探すハンナ。境遇の違う3人が何かに導かれるように少しずつ近づき、互いの目的のために力...
500ページもあっという間の面白さでした。舞台は19世紀末頃のアメリカ。主人公は3人。祖国イタリアに帰りたい大道芸人ジュゼッペ。実の母を探す時計職人のフレデリック。病気の父と貧しい家族のため宝物を探すハンナ。境遇の違う3人が何かに導かれるように少しずつ近づき、互いの目的のために力を合わせる。1章ごとに主人公の視点が変わって行くのが面白い。様々な伏線が糸のように張り巡らされ、物語が織物のように織られていく感覚でした。時代背景も描いていますが、物語の謎の方が魅力的です。
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メイドをして家族の生活をささえているハンナ、親方にタダでこき使われている大道芸人のジュゼッペ、時計職人の徒弟フレデリック。ホテルに隠されているらしい宝をみつけ、幸せになりたい3人は協力することにした。 3人それぞれにつらい思いをかかえながら、勇敢に生きている。物語はからくり人形の...
メイドをして家族の生活をささえているハンナ、親方にタダでこき使われている大道芸人のジュゼッペ、時計職人の徒弟フレデリック。ホテルに隠されているらしい宝をみつけ、幸せになりたい3人は協力することにした。 3人それぞれにつらい思いをかかえながら、勇敢に生きている。物語はからくり人形の登場で思いがけない展開に。ミステリアスでファンタジックなお話。
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