禁煙小説 の商品レビュー
一度もタバコを吸ったことがないので共感しきれないところはあるが、ベビースモーカーが『自分の』禁煙法を見つけていく過程から、喫煙者は学べるものがあると思った。
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煙草を吸うという習慣がないので喫煙者の辞める苦労は想像でしか出来なかったが最後がやはり喫煙は身体に悪いという事が改めて感じた。家族も禁煙に成功しているので安心。
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私はタバコを吸わないので正直、喫煙者の気持ちは分からない。だからヘビースモーカーの主人公、岩崎早和子が何度も禁煙に失敗してるのも、どうして?なんて思ってしまう。でも読み進めてくと、簡単な事ではない事がよく分かった。 喫煙者にとっては肩身の狭い世界になってる。だから、どうにかして...
私はタバコを吸わないので正直、喫煙者の気持ちは分からない。だからヘビースモーカーの主人公、岩崎早和子が何度も禁煙に失敗してるのも、どうして?なんて思ってしまう。でも読み進めてくと、簡単な事ではない事がよく分かった。 喫煙者にとっては肩身の狭い世界になってる。だから、どうにかしてタバコを吸おうと頑張ってる。その頑張りを禁煙に持ってけばいいのに。タバコと酒、タバコとコーヒーの相性は抜群、気持ち悪くなるほど吸う、空腹で食べ物をお腹に入れないといけないと分かっててもタバコで空腹を誤魔化す、など早和子はタバコは身体に悪いと分かってるし、喫煙する自分はダメな人間と思い落ち込んでしまう。でも禁煙したいと思って禁煙を決意したそばからタバコ吸ってる。この人本当に禁煙する気があるのか?などなど私にはちょっと理解できない事が多かった。完璧な人間はそうそういないと思ってるんだけど、え〜ってなってしまう。早和子が禁煙出来るか出来ないかを見届けねばと思い最後まで読んだ。読み終わり、葛藤と苦難に立ち向かい勝った早和子に拍手を送りたかった。 やっぱり自分を変えたいと思うなら、自分の強い意志が必要。押し付けではなく自分で納得して、自分を見つめ直す事。そうすると大事な事が見えてくるんだと改めて思った。あとは周りの協力も必要。 不思議に思ったのが、タバコが吸えないと中毒症状が出てしまうほど重症だったのが、すぐ禁煙出来た事。もちろん本人の努力があったからなんだけど、短期間で出来たのでちょっとびっくり。
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育児も仕事も全力でこなしている早和子、禁煙にチャレンジしながら20年来成功していない。 元喫煙者の著者が描く、タバコに振り回される生活はため息をつきたくなり、反面教師のエピソードはぞっとする内容。 禁煙生活のきっかけになる重い一冊。
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非喫煙で嫌煙家ですが、まるで自分がヘビースモーカーになったの如く体感できました。 思うに人は何らかの悪習慣があり(甘い物)、そこに置き換えると尚の事理解深まります。 今後は愛煙家に寄り添えるかも。
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「優しい悪魔」とのタイトルの単行本で読んだ。 ヘビースモーカーの佐和子だが、いつでも禁煙したいと考えている。だけどニコチン依存で止めることができない。そんな自分を意志の弱いだめな人間だと卑下している。いつでも喫煙できる場所を探して行動しなければならない、“タバコに支配されている”...
「優しい悪魔」とのタイトルの単行本で読んだ。 ヘビースモーカーの佐和子だが、いつでも禁煙したいと考えている。だけどニコチン依存で止めることができない。そんな自分を意志の弱いだめな人間だと卑下している。いつでも喫煙できる場所を探して行動しなければならない、“タバコに支配されている” ような生活に嫌気がさした佐和子は最期の頼みの綱だと禁煙外来を訪ねるが…。 禁煙を頑張る「禁煙小説」。非喫煙者の私には、禁煙の指南書をタバコを吸いながら読んでしまう呆れるような佐和子の姿だが、佐和子のようにやめたくてもやめられない、苦しんでいる人もいるのだろうなと思った。 喫煙者の人たちはどう読むのか、ちょっと気になる作品。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
禁煙には人それぞれのやり方がある。 禁煙外来のドクターは曲者っぽいな。 てっきりこれまでのシリーズのすごい人なのかと期待しちゃったよ。 喫煙者ではないけれど、期間限定(授乳期)で肉断ち、洋菓子断ちをしたことがあるので、いわゆるし好品をやめる辛さはほんのちょっっっっとはわかるかも。 ただ喫煙に関しては、働いていたりして仕事の潤滑油的なものになることが少しはあるのかもだが、時代はもう令和なので、現代にはなじまない←うまい言い回し か。 コーヒーで参戦したらいいんじゃない?
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面白い。吸いたくて吸いたくたまらない状況が手にとるようにわかるから喫煙者じゃなくても理解できる。ダイエットやゲームなども同じだなーと思った。模範的なもので辞めらる人もいるかもしれないけど、それは人それぞれ。早和子も意外な方法だったけど、過程は応援したくなるほど健気。自分の事であっ...
面白い。吸いたくて吸いたくたまらない状況が手にとるようにわかるから喫煙者じゃなくても理解できる。ダイエットやゲームなども同じだなーと思った。模範的なもので辞めらる人もいるかもしれないけど、それは人それぞれ。早和子も意外な方法だったけど、過程は応援したくなるほど健気。自分の事であっても、やっぱり褒めて伸ばすのって大事だな。
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タバコは吸ったことがないので、禁煙する大変さはよく知らなかったんですが、この小説を読むとよく分かると思います。 たぶん、禁煙をしようとしてる人には効果がなくて、これからタバコを吸おうかな?と思ってる人の抑止力にはなるかも。 オチは(自分にしては珍しく)途中で分かってしまったので、...
タバコは吸ったことがないので、禁煙する大変さはよく知らなかったんですが、この小説を読むとよく分かると思います。 たぶん、禁煙をしようとしてる人には効果がなくて、これからタバコを吸おうかな?と思ってる人の抑止力にはなるかも。 オチは(自分にしては珍しく)途中で分かってしまったので、あんまり驚かなかったけど、まあ、反面教師っていうサブタイトルでお察しですね。 現にタバコを吸ってる人目線で、どれだけ迫真なのか確かめてみていただきたいところです。
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いつもながら、柿谷美雨には驚かされるし 関心する。 題名「禁煙小説」 大体想像つきますよね。禁煙に苦しむ 嫌煙の話 昨今喫煙者には肩身が狭い〜禁煙に努力し挫折 想像つくじゃない。 ところが柿谷美雨にかかると 最後はこうなる。「最後いいよ!」 どちらかといえば タバコを吸わない、...
いつもながら、柿谷美雨には驚かされるし 関心する。 題名「禁煙小説」 大体想像つきますよね。禁煙に苦しむ 嫌煙の話 昨今喫煙者には肩身が狭い〜禁煙に努力し挫折 想像つくじゃない。 ところが柿谷美雨にかかると 最後はこうなる。「最後いいよ!」 どちらかといえば タバコを吸わない、嫌煙派。 実際、馬鹿にしてる「喫煙者を」 区切り区切りに「まあ区切りでなくても」 ガキのように灰皿に一目散。 みっともないとか 意思薄弱とか この本を読んで少し反省 やめたくてもやめられない人の気持ち。を少しは汲み取ることができたかもしれない。 いゃぁーやるわ!面白かった。
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