1日で読める平家物語 の商品レビュー
東京書籍 吉野敬介 1日で読める 平家物語 全編意訳の入門書。かっこ内の著者のコメントが人物や状況の理解に役立つ。終盤の「ゴ・シ・ラ・カ・ワ〜ア」は ウケる 通して読むと 浄土思想との関係性が強い。清盛の死を折り返し点として、前半は 清盛の罪(神仏への非道)を描き、後半...
東京書籍 吉野敬介 1日で読める 平家物語 全編意訳の入門書。かっこ内の著者のコメントが人物や状況の理解に役立つ。終盤の「ゴ・シ・ラ・カ・ワ〜ア」は ウケる 通して読むと 浄土思想との関係性が強い。清盛の死を折り返し点として、前半は 清盛の罪(神仏への非道)を描き、後半は 平家が受ける罰を描き、極楽浄土に往生するために念仏せよ、という結末になる 平家の物語というより、神仏(神の子孫である天皇や仏の教え)に 逆らう人間は 後世まで罰を受けるという戒めの物語だと思う 保元と平治の乱で敗北しながら清盛の温情?によって生き延びた 源頼朝が、平家を根絶やしにしたことになり、報復されたくなければ、家系を根絶やしにせよ とも読める これだけ宗教的な意味合いが強いと、清盛悪人説はフィクションかもしれない。何か本があったら読んでみたい。 結末も含めて、平家物語は「はきだめに鶴」的な感じで 女性の描き方がうまい
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1日で読める平家物語 著:吉野 敬介 「祇園精舎の鐘の声」の節が有名な日本が誇る作品である平家物語。平家の栄光と没落を「戦」「政治」を絡めた人間ドラマが凝縮されている。 本書はその平家物語の入門書、全192話を網羅しながら、優先順位をつけてエッセンスとして凝縮されている。 ...
1日で読める平家物語 著:吉野 敬介 「祇園精舎の鐘の声」の節が有名な日本が誇る作品である平家物語。平家の栄光と没落を「戦」「政治」を絡めた人間ドラマが凝縮されている。 本書はその平家物語の入門書、全192話を網羅しながら、優先順位をつけてエッセンスとして凝縮されている。 予備校の講師によって記された本書は、「わかりやすさ」と「おもしろさ」が絶妙なバランスとして構成されている。 1日で読めるというようなボリューム感ではなく、数日はかかった ものの、読み終えた後には、今までにはない解釈を得ることが出来た。 訳により、捉え方は大きく変わり、著者の腕次第ではあるものの、平家の栄光と没落について、生々しくリアルに息遣いを感じるまでの描写とリズム感に飽きることなく読み進めることが出来た。 絵巻から伝わる臨場感が本書からは本文そしてその行間からも伝わってくる。 色々な感情が渦巻く平家物語、全体を見てわかることも多かった。違った解釈で捉えなおすことができた。
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9/12に平家物語の朗読の会に参加するので、事前準備のために読みました。今回、人生で初めて平家物語を最初から最後まで読み通しました。物語の後半は、日本版レ・ミゼラブルとしてミュージカルにもなる可能性のある物語です。本当に「ああ無情(常)!」と叫んでしまいそうな平家の没落物語だ。因...
9/12に平家物語の朗読の会に参加するので、事前準備のために読みました。今回、人生で初めて平家物語を最初から最後まで読み通しました。物語の後半は、日本版レ・ミゼラブルとしてミュージカルにもなる可能性のある物語です。本当に「ああ無情(常)!」と叫んでしまいそうな平家の没落物語だ。因みに私はじっくり読んだので一日では読めませんでした!
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元暴走族で現在塾講師という型破りな作者による、平家物語の解説本。突っ込みがちょっとイタイ感じもするが微妙な心情が分かりやすかった。1日で読むのは無理だがとっかかりとしては良い本だと思う。
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カリスマ予備校講師(最近は知りませんが)・吉野敬介が平家物語を現代語にわかりやすく書いた一冊。 タイトルのように1日では読めませんでしたが…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
(○○と理解してよ by△△) ← これが最初はそうでもなかったんだけど だんだん鼻につくというか、見てイライラする状況に。 どうにもあわん。 読むのをやめることにした。半分は読みましたが、これ1日で読むのは、ほとんどの人間には無理でねぇ? しかも、1日で人間関係とストーリーの流れを押さえるのも無理だろう。読書慣れしていない人間対象にしているのなら、尚更。では、読書ズレしている人間を引っ張りきるほどの何かがあるかと言えば、そこまで突き抜けていっちゃったノリはない。
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