四次元温泉日記 の商品レビュー
再読。温泉そのものより迷路のような温泉宿に元々は惹かれる性質の宮田さん、同行の方に「そんなの好きなやつはいない」と切り捨てられていましたが、刺さる人たくさんいるんじゃないかなあ。私も温泉はシチュエーションとアトラクション感重視です。私も温泉不感症に近いので行ったことのあるところは...
再読。温泉そのものより迷路のような温泉宿に元々は惹かれる性質の宮田さん、同行の方に「そんなの好きなやつはいない」と切り捨てられていましたが、刺さる人たくさんいるんじゃないかなあ。私も温泉はシチュエーションとアトラクション感重視です。私も温泉不感症に近いので行ったことのあるところはほとんどありませんでしたが、去年別府鉄輪温泉には泊まってて、Y荘の前は通りがかりました。内部があんなことになってるとは全く思わなかった…こわいもの見たさでちょっと泊まってみたい…。 ―私にとっては、温泉はもうすっかり迷路の一部だった。(248P)
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高級過ぎない迷路な温泉宿とは、とても魅力的。行ってみたい宿ばかりだった。けれども宿の名前がK旅館K温泉など伏字で分かりづらい。それでも調べて行ってみたいと思わせる程、楽しそうな宿を知ることができた。著者と同じく今まで温泉宿を目的地としたことはないけれど、迷路宿目的で行くことに興味...
高級過ぎない迷路な温泉宿とは、とても魅力的。行ってみたい宿ばかりだった。けれども宿の名前がK旅館K温泉など伏字で分かりづらい。それでも調べて行ってみたいと思わせる程、楽しそうな宿を知ることができた。著者と同じく今まで温泉宿を目的地としたことはないけれど、迷路宿目的で行くことに興味が湧いた一冊。
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温泉宿巡りを、温泉に興味がなかった著者が面白おかしくレポートする。 温泉マニアには当たり前のことに疑問を持つあたり、「そういえば」とこちらの頭もリセットされて、よい。 ちょうど東北旅行で泊まる予定だった宿が出てきて、興味深かった。ほかにも、興味深い温泉宿、目白押し。
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風呂嫌い、温泉に行く!意外にもそこはアトラクション感あふれる異次元ワンダーランドだった―。フロより迷路!?珍妙湯けむり紀行。(アマゾン紹介文) 宮田さんの風呂ギライは他の著書でも散々に書かれていたので、なんでまた、と思っていたのですが。 読んでみると、なるほど、温泉はひとまず横...
風呂嫌い、温泉に行く!意外にもそこはアトラクション感あふれる異次元ワンダーランドだった―。フロより迷路!?珍妙湯けむり紀行。(アマゾン紹介文) 宮田さんの風呂ギライは他の著書でも散々に書かれていたので、なんでまた、と思っていたのですが。 読んでみると、なるほど、温泉はひとまず横に置き、その環境を思い浮かべると、いかにも好まれそうな空間でした。 次第に温泉との和解(?)も果たされていて、どうにも旅に、旅館に、温泉に行きたくなる一冊です。 「常連客を見るのも嫌だし、自分が常連になるのも嫌だ」(P20) 「ボロくて陰気で廃墟みたいでもオッケーな温泉文化の不思議」(P172)
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読むのがもったいなくて少しずつ読んでたのに読み終わってしまった。 温泉の魅力はいっこも伝わってこないけどやっぱおもしろい。
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森見登美彦みたいな文章。 温泉旅行とは、つまり何もしない旅行のことである。明日に向かって何も前進しないのが温泉旅行の醍醐味である。 北温泉天狗の湯、四万温泉積善館、微温湯温泉、東鳴子温泉黒湯の高友旅館、伊豆長岡温泉南山荘、別府鉄輪温泉陽光荘、渋温泉金具屋、下呂温泉湯の島館
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特になし ストーリー 風呂嫌い、温泉に行く!意外にもそこはアトラクション感あふれる異次元ワンダーランドだった―。フロより迷路!?珍妙湯けむり紀行。
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温泉を訪ね歩くルポなのだけど、 まあタマキングのことなので、フツーに温泉旅行記ではなく、 むしろ温泉なんて嫌いだ、迷路(迷宮?)化した宿を楽しみたいんだ、というコンセプトの紀行文。 私は迷路化した宿になど興味はないし、 温泉っていったら、温泉の後の美味しいビールと美味しい食べ...
温泉を訪ね歩くルポなのだけど、 まあタマキングのことなので、フツーに温泉旅行記ではなく、 むしろ温泉なんて嫌いだ、迷路(迷宮?)化した宿を楽しみたいんだ、というコンセプトの紀行文。 私は迷路化した宿になど興味はないし、 温泉っていったら、温泉の後の美味しいビールと美味しい食べ物でしょう派なので、 なんだかなーと思って読み進んでいくと、 確かにタマキングは迷路宿、もしくは不思議な(巨大天狗などが飾られている)湯の宿に泊まり、 レポートするのだけど、いつしか温泉に癒され、温泉に1日何度も入るようになっていく、 その過程がおかしくて、面白い1冊だった。
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宿の迷路と温泉と言う二大ツボなテーマの温泉紀行。子供の頃温泉旅館を探検した身としてはワクワクする。宿も匿名だが調べれば直ぐわかる。
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増築につぐ増築、斜面の立地がゆえに、右に左におれまがる廊下、分岐する階段、公道をまたぐ渡り廊下など、温泉旅館はラビリンス。温泉旅を旅館の迷宮がおりなす異次元空間という切り口で紹介した個人的にあまりにストライクな一冊。
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