銀の匙 Silver Spoon(VOLUME2) の商品レビュー
農業高校ってすごい… というか北海道は本州と色々違いすぎて。私も都会とは言えないところ出身・在住ですが、夕刊が翌日の昼に届くことはないな(笑)
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八軒の夏は、精神力との戦い。ピザ会、農工戦、女の子と一つ屋根の下でバイト。イベント盛りだくさんで八軒に青春到来!ただし、鹿の解体、熊の死体、牛の出産込み(笑)ピザ会なんか聞くとこういう高校生活憧れたりするけど実際は相当きついんだろう。オチとかちょいちょい笑わせてもらってるけど、なかなか考えなきゃいけない疑問を投げかけてくれるし、色んな考えが知れる。 生き物の「生き死に」に触れる。「答えは一つじゃない」、ということがわかった。家ごとに経営方針が違うのが面白い。
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八軒がピザ窯でチーズやベーコンなど助けを借りてピザを作って、工業高校と体育祭して、夏休みに入って、御影の家でアルバイトして、駒場の家に行って、鹿を解体して、多摩子のギガファームを見学して、牛の出産を体験した話。
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ピザの話が良かったです。 教科書にないことを 調べて動き出す。 自分の力だけではできないから 人に手伝ってもらいながら いつの間にかの大パーティの取り仕切りになっている ペーパーテストだけでは 進んでいけない時間、一気に成長する時
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第2巻の展開で面白かったのは,ピザ窯を見つけたために,みんなの協力を得ながらピザを作ることになった話と,夏休みに同じ学科の御影という女の子の家へアルバイトに行くことになった話。 ピザ作りでは,すべての材料が,農業高校の中で自給自足できてしまうことに驚き,まさにSDGsの世界が...
第2巻の展開で面白かったのは,ピザ窯を見つけたために,みんなの協力を得ながらピザを作ることになった話と,夏休みに同じ学科の御影という女の子の家へアルバイトに行くことになった話。 ピザ作りでは,すべての材料が,農業高校の中で自給自足できてしまうことに驚き,まさにSDGsの世界が繰り広げられている。 サラリーマンの家庭で育ったという負い目もありながら,そして本音を吐きながらも,少しずつ畜産の現場に触れていく勇吾。彼の成長が楽しみだなあ。
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ピザを作ることになる八軒君。 押し付けられたようなものですが、 一生懸命調べてなんとかしようとしますし 周りも助けてくれます。 損なのは実際は辛いと思いますが、 いい人の所にはいい人が集まる、というのは 見ていて安心できます。 稲田先輩は凄く好きです。 名前をつけることを否定するわけでもなく 小麦やベーコンも協力してくれますし 客観的に冷静に話してくれて頼れる先輩です。 美味しいものを食べたら笑ってしまう感じ すごくよくわかります。 点数にもならないことに何日も費やした、と言いつつも みんなの笑顔を見えて笑顔になる八軒君。 凄く良いです。 御影の家に泊まり込みでバイトをすることになりますが 田舎の”隣の家”の距離感を誤り迷子になる八軒。 仕事もしてないし怒られる、が先に立つ彼に 駒場やみんながまず心配しているというのが良いですが 八軒君の育ってきた環境を思うとかなり共感してしまうエピソードです。 駒場牧場の状態を目の当たりにして、 休みなく働いているのに稼ぎが少ないのは おかしいと感じる八軒君。 報われないものに敏感になっているのだろうと思います。 鹿の解体をしろと言われたとき、 おじいちゃんが「君の人生は教科書に全部書いてあんのかい?」と言いますが 結構キツイ言葉です。 私だったらイラッとしてしまいそう。 嫌なら無理するなという駒場君もやっぱり良い人です。 結局手を合わせてから解体に挑む八軒君、かなり偉い。 内蔵などを捨てる話で、熊がよく出ることや 害獣と言いつつ持ちつ持たれつで簡単に割り切れない という話がさらっと入れてあるのが良いです。 自然と生きるということがどういうことか。 熊出没のニュースが身近かどうかで、このあたりの受け止め方が変わってきそうです。 スーパーが娯楽で 100kmだから車で1時間くらい、というのも 北海道あるあるですよね。 タマちゃんの、農業は慈善事業ではない という言葉、本当にそのとおりで。 経済動物だと突き放すけれど経営者の情で 運営方法は変わる。 答えは一つじゃなくていいんだ、と思う八軒君。 勉強にこだわってきた彼にとって、 凄く大きな気付きだったんだろうなと思うのです。 そしてまた、タマちゃんがしっかりしていることについて ご両親は「もっとフラフラしてもいいのに」 と思っているところも、新鮮だったのではないでしょうか。
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北海道の農業高校に入学したサラリーマン家庭の息子。親との距離に悩みつつ、大自然の恵みを様々な形で味わうことに。なんか青春。石窯ピザ美味しそう。
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石窯 デリバリー格差 農工戦 無駄な落ち込み回避 北海道開拓時代の生き証人 どっかの国の死刑執行スタイルみたい 解体技術 逃げてきた場所でまた逃げるのか⁉︎ 農繁期 入植 頑張り過ぎだろDNA‼︎ ヴァチカン市国7つ分くらいかな ロータリーパーラーという回転式搾乳設備 中華料理の...
石窯 デリバリー格差 農工戦 無駄な落ち込み回避 北海道開拓時代の生き証人 どっかの国の死刑執行スタイルみたい 解体技術 逃げてきた場所でまた逃げるのか⁉︎ 農繁期 入植 頑張り過ぎだろDNA‼︎ ヴァチカン市国7つ分くらいかな ロータリーパーラーという回転式搾乳設備 中華料理の回転テーブルみたい 牛のメリーゴーランド 「経済動物」って突き放す割には経営者の「情」で運営方法が変わるのって不思議だよなー 合理的に‼︎スピーディーに‼︎スマートに‼︎高い収益を出すことにえも言われぬ充実を感じます‼︎ 後継ぎではなく乗っ取りを考えている 逆子 鳩尾や肩で詰まったらアウト
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ふとした事から始まるピザ作り。 食材集めからピザ会までを取り仕切った八軒。 やり切った感満喫!・・・と共に、 人との繋がりの大事さも感じたことでしょう。 農工祭が終わり、夏休み! 実家へは帰らずに、アキの家にバイトとして働く。 そこで知ったのは、酪農農家の現実。 生き物との関わり...
ふとした事から始まるピザ作り。 食材集めからピザ会までを取り仕切った八軒。 やり切った感満喫!・・・と共に、 人との繋がりの大事さも感じたことでしょう。 農工祭が終わり、夏休み! 実家へは帰らずに、アキの家にバイトとして働く。 そこで知ったのは、酪農農家の現実。 生き物との関わり・・・生と死。 1巻での暗い表情が無くなり、生き生きとしてきた 八軒に幸あれ!
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焼却炉ではなく窯だったんだ~気になる女子のために頑張っちゃう八軒の姿に、遠い昔の10代の自分を重ねてしまう。鹿の解体と牛の出産を比較し、牛のほうがグロく感じるというのは、今時の10代の感性と重なるんだろうか? 恐らくこの後には豚のと殺場面が出てくるのだろうが、その時、八軒はどうな...
焼却炉ではなく窯だったんだ~気になる女子のために頑張っちゃう八軒の姿に、遠い昔の10代の自分を重ねてしまう。鹿の解体と牛の出産を比較し、牛のほうがグロく感じるというのは、今時の10代の感性と重なるんだろうか? 恐らくこの後には豚のと殺場面が出てくるのだろうが、その時、八軒はどうなるのだろう? なんて勝手に心配してしまう。生きとし生けるものの命を頂くことを少年誌で伝えるというのは意義が深いな。
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