女って大変。働くことと生きることのワークライフバランス の商品レビュー
女の生き方が1つで無いように、その大変さも多種多様である。しかし、立ちはだかる問題の根っこにはなかなか変わろうとしない社会もしくは世間からの期待や固定概念なんかがあるんではなかろうか。
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書いている女性たちの専門が結構限定されている。 (医療系しかも精神科の分野で活躍している人が多い。) 色々な人生を生きつつも、自分の欲しいものには貪欲で必死に頑張っている姿がが多かった。
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働く女性のリアルが伝わる。職種は偏っているけど、女性として、仕事・育児・介護に奮闘する姿は共感できるし、涙が溢れるようなエピソードもあった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目11箇所。今日の先進国社会では、男性は自分の父親と似たような生活をする一方で、多くの女性が自分の母親と違う生き方をするよう迫られている。賃金を得るための仕事が素敵に見え、家庭での仕事が退屈に見えるようになっている。今の日本社会ではやっぱり男性にかけられる期待と女性見かけられる期待は同じではない、子供が父親に期待するものと母親に期待するものも違う。結婚後に生じてくる妻、嫁そして母としての役割を全うすることが女としてごく自然な道だと無意識に刷り込まれていたのだろう。子育ての中での孤独・・・社会から隔絶されたような状態だった。家族の前では専門家になる必要がない、家族として向き合えばいい。情報が入らないという事は疲弊した家族にとって致命的であり、人生を全うしようとする老人にとっても厳しいことである。幸せは「旦那や子供によって保証される」という思い込みがある限りしかもそれが「主婦である自分の努力によって作られる」という思い込みがある限り母親たちは競争に苦しめられ無心にこどもを愛することができなくなっている。今まで子供が病気になっても夫が仕事を休むこと話題に等しかったのです。身体拘束をされた家族になってみて初めてどうしょうもないジレンマがあると身をもって知った気がします。
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