二次元の砦を守るには不本意ながら彼女が必要らしい の商品レビュー

冬樹忍【著】

2013/08/07

「鈍感系主人公の周りに女の子を配した」系の話で、モテないし三次元の恋愛とか面倒だし二次元でいいっすわと言ってる主人公が、なんやかやあって現実に目を向け始めたあたりまでの話。あとがきを読むにシリーズ化する予定だったと思われるが以下続刊ないのは不評だったためか。

頭からケツまで主人公が受け身で自ら行動するということがなく、なんとな～く流され流されしてるうちに話が進んでいくため、イマイチ主人公という気がしない。あらすじからは二次元こそ至高の人間が嫌々ながら三次元にも触れていく話かと思ったら、これ二次オタですらなく単なる認知不協和じゃないのってところが読後感を微妙にしてると思われる。

そつなくまとめようとして全方位に中途半端な結果となってしまった感じ。

2012/05/28

神代利樹は一人暮らしをしている高校生．
そこに4年ぶりに現れた幼馴染の厄介さんによって二次元ライフ終了の危機．
一週間以内に彼女を作らなければひとり暮らしは終了だ，と．
「協力してあげるわよ」とかなんとか言いつつ主人公くんと付き合いたい幼馴染ちゃんがマジ厄介．

主人公くんは主人公くんで「ぼっち」というわけでもなく
むしろ2人くらいから憎からず思われているという…．
あと2，3歩踏み出せば彼女できんじゃね？
このリア充め！
でもそうやって自分以外と付き合うのを良く思わずに以下略の幼馴染ちゃんマジ厄介．

あとはあれだな．
ペルソナ２罪の狂人系悪魔っぽいアレが…．

彼方はああああああああ　沈んだあああああああああああ
おおおおれはあああああああああああ　沈んでいるかああああああああああ

っていう感じのが．

アンタはあああああああああああああああああ　とか
うおおおおおおおおおおおおおおおおおお　とか

これがはっきり言うと邪魔くさい．
そんなんで文字数稼ぐなよ…，とか．