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やがて、藍になる の商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    5

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2014/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

藍職人の義兄弟の話。 好きだ嫌いだというはっきりしたやり取りはなく、流れる静かな空気がたまらないです。 えすとえむさんの著作を初めて読んだのは「うどんの女」でしたが、絵は本当にとても大好きなのに話が入ってこなかった記憶があります。 この話も絵も雰囲気も好きだし、そこそこ盛り上がりもあるのですが、何故か入ってこない。自分にとって決定的な何かが足りないのだと思うのですが、それが分からずにおります。 絵はため息出る程好みなのに。

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2013/09/29

藍染め職人の作業とか細部がわりとしっかりと描かれていて、世界観にリアルな感触があります。 だからなのか、BLファンタジーが馴染まないような気がしました。 同じ家で育った義兄弟に恋愛感情を抱くとか、性的指向を簡単に乗り越えて肉体関係を持つとか。 それとも兄弟両者ともゲイ、もしくはバ...

藍染め職人の作業とか細部がわりとしっかりと描かれていて、世界観にリアルな感触があります。 だからなのか、BLファンタジーが馴染まないような気がしました。 同じ家で育った義兄弟に恋愛感情を抱くとか、性的指向を簡単に乗り越えて肉体関係を持つとか。 それとも兄弟両者ともゲイ、もしくはバイセクシュアルなのかな? 大青の切ない片想いぐらいが好みだったかも。

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2013/08/19

映画的と評される通り画が綺麗でアングルや画面の構成を通した心理表現が巧みだなと思った。 ただ作品をの評価基準が笑えるか笑えないかと萌えるか萌えないかに重きを置く俗的な私には少し物足りなかった。

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2012/08/28

藍染め工房で育った義兄弟が、ゆっくり時間をかけて、自分たちの関係性を見つけていく話。 えすとえむさん読むと、こういう映画観たいといつも思う。空気感とか、職業の描写とか、しっかりしてて好きです。

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2012/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2012/04/04 【やや好き】藍色が話の雰囲気にピッタリ合っているのがイイ。 藍染め工房に住む義兄弟:紺太と大青。 兄弟でも他人でも恋人でもない、血よりも濃い藍で繋がっているとは言うけど、結局は二人はどういう関係になって満足したのかよく解らんかった。 心と体をどう一致させたのか?不明なまま終わってしまったのが残念だったのでもう少しオチがつくまで読みたかった。 

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2012/04/08

「BL」という括りではなく普通の読み物として読める作品。どこか切なくてやりきれなくて、でも1本の芯がスッて通ってるような綺麗な印象を受けた家族ドラマ。一般女子にも薦めてあげたい。

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2013/04/06

最初この方の絵柄を見たときから、きっとこの手のジャンルの方で映えるだろうなあっと思ってたので。全体的に静かで大人な雰囲気。終わり方が綺麗。

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2012/01/29

血の繋がらない藍染職人な兄弟の話。 「血よりも濃い藍でつながっている」愛情と家族の絆との狭間の感情。 行間を読ませる雰囲気が上手い作家さんだと思いました。

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2012/03/02

あらすじ…幼い頃、理由あって「兄弟」として暮らすこととなった大青と紺太。 しかし大人になるにつれ、弟・紺太へ兄弟以上の愛情を自覚した大青は、想いに耐えきれず家を出てしまう。 ところが数年後、突然実家に戻ってきた大青は、紺太に「家業を教えてくれ」と頼み込み、再び2人の同居生活を始め...

あらすじ…幼い頃、理由あって「兄弟」として暮らすこととなった大青と紺太。 しかし大人になるにつれ、弟・紺太へ兄弟以上の愛情を自覚した大青は、想いに耐えきれず家を出てしまう。 ところが数年後、突然実家に戻ってきた大青は、紺太に「家業を教えてくれ」と頼み込み、再び2人の同居生活を始めるのだが… 藍染め工房を舞台に、義兄弟の想いが巡る作品。 えすとえむさんの作品です。 作家さん好きな方は即買いだと思いますが…美しいです。 私はどちらかと言うと主話よりも後ろの泳ぐ、溺れる、泳ぐ、の方が好きです。 エロはほぼなく、ストーリーで読ませます。 あらすじを見て気になった方に。

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2011/11/26

「・・・俺は 今お前の手を握りたいよ」 兄弟として暮らしてきた大青と紺太の、藍染めを通して繋がり合うお話。 シリアスでした〜。 紺太に恋心を自覚し、離れる選択しかできなくなった大青。そんな大青が突然実家に戻るところから始まります。 二人のそれぞれの想いが藍染めに絡めて表現されて...

「・・・俺は 今お前の手を握りたいよ」 兄弟として暮らしてきた大青と紺太の、藍染めを通して繋がり合うお話。 シリアスでした〜。 紺太に恋心を自覚し、離れる選択しかできなくなった大青。そんな大青が突然実家に戻るところから始まります。 二人のそれぞれの想いが藍染めに絡めて表現されているところに風情を感じ、職人姿に色気を感じ、兄弟と恋心の間でグルグルしている大青と、結局どうなの!といいたくなるような、捕らえ所のない紺太にムズムズしました。 時間はかかるけど、最後は雪解けしていく様が見れたような感覚。満足です。いや、も少しその後が見たかったのが本音。も少しいちゃいちゃが見たかったのも本音。 短いですが、他の作品も良い味でてました。さすがです。

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