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利権マスコミの真実 の商品レビュー

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2012/01/29

 ”利権マスコミ”を単刀直入に斬っているわけではありません。多岐多様に渡って張り巡らされたマスコミとその周囲の利権を多面的に分析し実像に迫ろうと試みた書です。多くの論者・識者が短稿を寄せています。  中でも、昨年から現在に至るまでホットな話題でありつづける以下の諸問題は本書の主...

 ”利権マスコミ”を単刀直入に斬っているわけではありません。多岐多様に渡って張り巡らされたマスコミとその周囲の利権を多面的に分析し実像に迫ろうと試みた書です。多くの論者・識者が短稿を寄せています。  中でも、昨年から現在に至るまでホットな話題でありつづける以下の諸問題は本書の主眼ではないだろうかと思う。  1) 原発に対する報道を通じて、利権構造に篭絡される(されていると判断せざるを得ない)御用学者や、ご都合主義(と言っても差し支えない程の偏向)マスコミの実在を事実を元に明瞭に指摘、記述している。さらには、3.11以降に限らず過去数十年に渡って行われてきた原発政策の問題点にも切り込んだ日下氏の記事等。  2) フジテレビデモ(この件に関して沈黙を守り続ける既存メディアは、言論の自由・反権力としてのメディアの自死に等しい状況を衆目の下に晒した。寧ろメディアが権力それ自体であることも白日の下に晒した。)にまつわる記事。  3) 在日の影が見え隠れするパチンコや消費者金融とマスコミの持ちつ持たれつの関係(その背後には無名の多数の日本国民の利益を無視した、国民にとっては有害無益な実態がある)に関する記事  4) その他、電通(カネの力をこれほど体現している組織は類例が無い!)に関する記事や、中国人犯罪とマスコミの報道しない自由(愛媛の殺人・心臓抜き出し事件等)

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2012/01/17

この期に及んでチャンスとばかりに、原発問題を混迷の闇に、蒙昧の彼方に放り込もうとしている動きがありますので、アテンションプリーズ。 それにしても、西尾幹二が『平和主義ではない「脱原発」』(文藝春秋社)を書いたのには驚いたというか意外でしたが、いよいよもってオレオレ詐欺に続いて(...

この期に及んでチャンスとばかりに、原発問題を混迷の闇に、蒙昧の彼方に放り込もうとしている動きがありますので、アテンションプリーズ。 それにしても、西尾幹二が『平和主義ではない「脱原発」』(文藝春秋社)を書いたのには驚いたというか意外でしたが、いよいよもってオレオレ詐欺に続いて(!)、ついにこの国を憂える保守派や右翼反動勢力までもが原発肯定から遊離するという、この混乱に乗じて自己主張、もとい自己拡張しようというのですから、事態はより深刻で危機的です。

Posted byブクログ