それでもやってみたい人のはじめての株!入門の入門 の商品レビュー
株や株式投資とは何かという話から、株取引に必要な知識、色んな指数や証券口座の開き方、トラブル例、株の注文の仕方、取引の種類や仕組み、チャートの見方、金融政策、など、とりあえず一通りの基礎知識は得られるのではないかという情報が詰まっている。ただし2011年11月時点の話。東日本大...
株や株式投資とは何かという話から、株取引に必要な知識、色んな指数や証券口座の開き方、トラブル例、株の注文の仕方、取引の種類や仕組み、チャートの見方、金融政策、など、とりあえず一通りの基礎知識は得られるのではないかという情報が詰まっている。ただし2011年11月時点の話。東日本大震災がかろうじて考慮されている。 昔、職場の先輩が「世の中を知るというのはお金を知ることだ」と言っていたのをずっと覚えていて、いつかはちゃんと勉強しようと思いつつ、結局先延ばしにしてきたが、まとまった時間が出来た今こそ集中的にやるべきではないかと考え、株の本を本格的に読んだのは全く初めて。おれは投資とか全く出来ない人だけど、もういい歳なので、やるやらないは別として、どういうものなのかは知っておこうと思って読んだ。 が、もう無茶苦茶難しい。今並行して別の洋書を読んでいるが、そっちの方が簡単。何というか、独特のことばがたくさん出てきて、たぶん分かれば簡単な話なんだろうけど、慣れるのが大変。基本から解説してくれているはずだけど、でもやっぱりサラッと出てくる言葉や考え方が分からん。世の中の株をやっている人はこんなの理解してやっているのか、と思ってしまう。というか「グランビルの法則」とか、言われれば分かるけど、これやるためには、四六時中チャートを観察しないといけないんじゃないだろうか。要するに安い時に買って、高い時に売るということなんだろうけど、それだけの話にこんなに色々考えることがあるのかと思うとクラクラする。 でも「もうはまだ、まだはもう」(p.238)という「株式市場の格言」はもしかしたら人生や仕事はそうなのかもしれない、と思ったり。仕事で先輩が「何でも人より半歩先を行くんだ」と言っている人がいたが、それと似ているかもしれない。あと人生に役立ちそうなのは「知ってしまえば驚くに値しない」(p.181)ということだろうか。「例えば、『来期は赤字』と発表されてショック安が起こったとしても、その後は、もはや織り込み済みで、意外にも株価は下げ止まり、次期が赤字拡大でも劇的な下げは見せずに、『いずれ業績は回復傾向を見せるだろう』という期待から、上昇しはじめることも少なくない」(同)らしい。ということで、「何も材料が見当たらない絶好調のときに売れ、悪材料だけで何もいい話がない時に買え」(同)だそうだ。確かに、何かが起こってしまえば、その後はそれに淡々と対処することが大切な訳であって、いつまでもショックで引きずっている場合ではない、という風に捉えることができる?かもしれない。 もっと高校の時に政経の勉強を真面目にやっておけば良かった、とかそういうことでいいのだろうか。もう少し似た系列の本を読んで、勉強してみたい。(20/03/14)
Posted by
正直、株のかの字も投資のとの字も知らない人が読む本でした。 多少なりかじったことのある人ならその知識で充分だと思います。 定価で買って損をしたという感想のほうが強いです。 でもズブの素人には十分役に立つ情報が多いです。 決して悪い本ではないですし、木村さんは元祖投資アイドルでも...
正直、株のかの字も投資のとの字も知らない人が読む本でした。 多少なりかじったことのある人ならその知識で充分だと思います。 定価で買って損をしたという感想のほうが強いです。 でもズブの素人には十分役に立つ情報が多いです。 決して悪い本ではないですし、木村さんは元祖投資アイドルでもありますので、パッと出のブームの本を読むよりかは何倍も効率がいいです。
Posted by
- 1