社会システム理論 の商品レビュー
【教育学部図書館リクエスト購入図書】 ☆電子ブック・信大の方のみ利用可☆ https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000018727 学外からの接続手順 1. ログイン画面で「学認アカウントをお持ちの方はこちら」を...
【教育学部図書館リクエスト購入図書】 ☆電子ブック・信大の方のみ利用可☆ https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000018727 学外からの接続手順 1. ログイン画面で「学認アカウントをお持ちの方はこちら」をクリック 2. 機関一覧から「信州大学」を選択 3. ポータルサイトACSU画面でACSUのIDとパスワードでログイン 利用方法の詳細はこちら↓ https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/docs/howtouseMeL.pdf
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難解といわれるルーマンに挑戦するまえに一応読んでおこうと思って手に取っただが、単純なルーマン入門ではなく、さまざまなシステム論との対話になっている。 そこが、最初の予想を超えて、面白かったな。 大きな問題意識は共有しつつも、とてもスリリングなディスカッションが続き、手に汗握る...
難解といわれるルーマンに挑戦するまえに一応読んでおこうと思って手に取っただが、単純なルーマン入門ではなく、さまざまなシステム論との対話になっている。 そこが、最初の予想を超えて、面白かったな。 大きな問題意識は共有しつつも、とてもスリリングなディスカッションが続き、手に汗握る展開。 なかなかここまで本気の議論って、活字にならないんじゃないかな? それだけお互いへの信頼があるから可能な議論なのかな、と思った。
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【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
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頂点層、中間層、底辺層、各々を上げる必要があるがリソースが違うから最適化が必要。日本は底上げ中心なので、万人向けのバカなコンテンツばかりになる。これは公共の利益に反すると。 国家としては知識人に騒いでほしくないし、国民がバカでいてくれた方がいいので、今の状況は都合がいいのかもな。
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ここ10年くらい、こういった本を読んでいなかったので、読後へんに興奮してしまい、中二病にかかったみたいな感じに。週プロだけは読んでいたので、マット界については万全だったが、それでは足りなかったようだ。
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【動機】井庭先生と社会システム理論に興味があって。 【内容】現実の複雑な問題に学問がどう立ち向かっていくか。 【感想】自分にとり憑く「学際」という幽霊をついに成仏させる知性の迸りを感じた。
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井庭崇さんによる三者それぞれとの対談が収録されています。 はじめに、井庭さんが依拠しているルーマンの社会システム理論についての解説があり、そこから宮台さん、熊坂さん、公文さんによる対談と続きます。 社会システム理論と言うと、私のようなバカ学生は「えぇ・・・」と思ったりするわけで...
井庭崇さんによる三者それぞれとの対談が収録されています。 はじめに、井庭さんが依拠しているルーマンの社会システム理論についての解説があり、そこから宮台さん、熊坂さん、公文さんによる対談と続きます。 社会システム理論と言うと、私のようなバカ学生は「えぇ・・・」と思ったりするわけですが、この本はそうした人のために丁寧に注が入っています。ありがちな「さっき注で書いたから、そっちを読め!」なんてこともありません。そのつど注で解説してくれます。 本書は表題通り「社会システム理論」の本であり、とりわけ編著者の井庭さんが依拠しているルーマンの社会システム理論の話が根底にあります。が、それを意識せずとも、それぞれのアプローチの仕方の違い、考え方の違いが本書では垣間見えます。 例えば井庭さんと熊坂さんの違いは(私にとっては)一番ハッキリ感じられました。アプローチの仕方が全然違うんですね。すでに完成されたもの(つまり現実にあるもの)をとことん分析してゆくのか、仮説を組み立て、検証し、そうして完成されたものに近づけながら理解してゆくのか。 けれども、「社会全体を理解する」と言う点では一致しています。社会システム理論とは、基本的には社会をどう理解するかと言うものさし、枠組みみたいなものなんですね。 こんな感じで、研究者の考え方の違いなども分かりますし、注でもあとがきでもいろいろな文献が紹介されていますので、初学者の方におすすめしたいです。その方面に習熟した人にとっては、退屈なのかなあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ルーマンのシステム理論の解説は前半3分の1ほどで、あとは宮台、熊坂、公文といった、いわゆる社会学界隈の大御所との対談といった、アイデア集に近い。 ていねいに追えば発想の転換にはなるかもしれないが、これだけでどのような実践のモデルを現実に描けばよいかということを一足飛びに指示してくれるようなものではない。ルーマンの独創性をもとに、半歩、これまでの社会学の領域から踏み出してみせた、という趣向であり、決して即効性のある代物ではないので、あまり過剰な期待はしない方がよいかもしれない。 しかしやはり、理論(と時代)をめぐる議論の蓄積自体は多少咀嚼されてでももう少し広く知られる必要があるだろう。そうした意味では、理論とトーク集の中間の位置取りをして、かつ質の高い(=難しい領域にも臆することなく踏み込んでいる)本著のような著作こそが広まってほしいと感じる。ルーマンについての文献集も忘れず用意されているあたり、編著者の誠実な仕事の産物であることがうかがえる。
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井庭さんと宮台さん、熊坂さん、公文さんとの対談本。 対談形式なので難解な内容を扱っている割には初心者でも読みやすいと思った。難しいと思ったら飛ばしてしまっても、印象に残る所はあるような気がする。 個人的には、社会学者達が社会システム理論をどう携えて社会を見ているのかということが...
井庭さんと宮台さん、熊坂さん、公文さんとの対談本。 対談形式なので難解な内容を扱っている割には初心者でも読みやすいと思った。難しいと思ったら飛ばしてしまっても、印象に残る所はあるような気がする。 個人的には、社会学者達が社会システム理論をどう携えて社会を見ているのかということが見えた事。また、社会システム理論という方法の見方/使い方に共感と発見が合った事が収穫といったところでしょうか。 学生時代にもう少しこういう事に気がついていたらなぁと思わされる一冊でした。
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井庭さんと、宮台さん、熊坂さん、公文さんの対談により構成。3つの対談は、ルーマンを中心とした社会システム理論を中核においているが、井庭さんの持つある種の外見的な多面性が良く表れていると思う。3つの中でどれが一番面白かったかを聞くと、その人の志向性が分かるように思う。もともとルーマ...
井庭さんと、宮台さん、熊坂さん、公文さんの対談により構成。3つの対談は、ルーマンを中心とした社会システム理論を中核においているが、井庭さんの持つある種の外見的な多面性が良く表れていると思う。3つの中でどれが一番面白かったかを聞くと、その人の志向性が分かるように思う。もともとルーマンは難解なので、本著も部分的には難しいところも含まれる。分からないところは読み飛ばし、またいずれ読む方が良いように思う。
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