言視舎版「超短編シナリオ」を書いて小説とシナリオをものにする本 の商品レビュー
公募ガイドで連載されていた「実践シナリオ教室」から編集されたもの。 後半の「超短編シナリオで学ぶ徹底創作ノウハウ」が醍醐味。 出されたお題に対して、原稿用紙3枚のショートシナリオを投稿、優秀作が選ばれる。 お題に対して説明するのではなく、短いシーンで、登場人物たちに感情移入で...
公募ガイドで連載されていた「実践シナリオ教室」から編集されたもの。 後半の「超短編シナリオで学ぶ徹底創作ノウハウ」が醍醐味。 出されたお題に対して、原稿用紙3枚のショートシナリオを投稿、優秀作が選ばれる。 お題に対して説明するのではなく、短いシーンで、登場人物たちに感情移入できるような表現ができているか。 ト書きではなく、人物たちの動きや台詞で背景や表現したいことが書かれているか。 など、シナリオって難しいなと実感する。 前半の「シナリオの発想法」も面白い 読者が、登場人物たちに「リアリティ」と「魅力」を感じ、感情移入して物語に引き込まれることが重要。 どれだけ人間を描けているかが大事なんですね。 そのために、キャラクターシートを作ったり、名前を分かりやすく想像しやすくしたりする。 また、人物を立体的にするには、以下を設定すると良い 1.二面性(共通性と憧れ性) 2.一般人が持ちにくい個性 3.一般人と同じ感性 4.プラス面の中に欠点 5.マイナス面の中に利点 6.人物を戦わせる、必死にさせる
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文体の技術的なものを読めるかなぁと思ったのですが、もっと構成とか、視点とか、アイデアとか、全般的なものでした。「シナリオ」という定義が自分の思ったものと違ってて――これが一般的、なのかな――そこでミスマッチが起きた模様。 こういうジャンルの応募ものがあって、そこに毎回応募をす...
文体の技術的なものを読めるかなぁと思ったのですが、もっと構成とか、視点とか、アイデアとか、全般的なものでした。「シナリオ」という定義が自分の思ったものと違ってて――これが一般的、なのかな――そこでミスマッチが起きた模様。 こういうジャンルの応募ものがあって、そこに毎回応募をする人がいたり、応募数をチェックしながら出題をする人がいる世界があるんだなーと、それが新鮮でした。 応募するのは楽しそうですが、賞をつけられたり、ポイントつけられたりするのは、怖いなぁと。優劣づけは絶対ではないことは知りつつも、撰者を意識して一喜一憂してしまいそうです。
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・キャラクター ラウンドキャラクター セミラウンドキャラクター フラットキャラクター 魅力的なキャラクターとは、 ①二面性(共通性と憧れ性)を与える ②一般人が持ちにくい個性を与える ③一般人と同じ感性を与える ④プラス面の中に欠点を与える ⑤マイナス面の中に利点を与える ⑥人...
・キャラクター ラウンドキャラクター セミラウンドキャラクター フラットキャラクター 魅力的なキャラクターとは、 ①二面性(共通性と憧れ性)を与える ②一般人が持ちにくい個性を与える ③一般人と同じ感性を与える ④プラス面の中に欠点を与える ⑤マイナス面の中に利点を与える ⑥人物を戦わせる、必死にさせる
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