戦国の食術 の商品レビュー
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2011年刊。西武文理大学客員教授(大河ドラマ等の考証担当も)。 和食×戦国大名の本書につき、両面に関心あれば目新しい記述があるわけではない。 が、数多の戦国武将の食生活に加え、接待用会席から戦時携行食、籠城等救荒用の準備食材の提示など広範なテーマに言及する。そういう意味で、戦国時代の「食」の観点で纏まって楽しく読める書である。 ① 彼方此方で用いられた玄米・胚芽米・麦飯の高栄養価。 ② 腹持ちの良い毛利元就お薦めの餅。 ③ キリシタン大名高山右近の牛鍋の御相伴に与る蒲生氏郷と細川忠興。 ④ 高栄養食味噌。特に腐敗しにくい伊達政宗の仙台味噌 等トリビア豊富。
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一気読み。白米はこのころにもあったんだな。面白い。たんぱく質と炭水化物と塩で千人力。確かに私は味噌と米があれば幸せだ。
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様々な文献に載っている食べ物の記述を集めて再構成した本。 意外とバリエーションが豊かなことに驚いた。
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戦うために食らう。武士めしをカラーで再現。 秀吉はドジョウを食べて天下を取った。 宇喜多秀家は八丈島の島めしで長生き。 高山右近は陣中で牛肉鍋を食べていた。 などなど、武将たちの食の知恵を紹介。 食文化研究家の著者が、武士めしを再現。 食にまつわるエピソードを紹介し...
戦うために食らう。武士めしをカラーで再現。 秀吉はドジョウを食べて天下を取った。 宇喜多秀家は八丈島の島めしで長生き。 高山右近は陣中で牛肉鍋を食べていた。 などなど、武将たちの食の知恵を紹介。 食文化研究家の著者が、武士めしを再現。 食にまつわるエピソードを紹介している。 栄養学的にも理にかなっているようである。 どの様な味がするのか気になるところである。
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