大乗仏教の実践 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
今作はそのタイトル通り、大乗仏教の実践面について見ていく作品となります。本書冒頭で語られるように、大乗と小乗の実践面には繋がりがあり、明確に異なる存在ではなかったことが本論集で語られます。 文献や深遠な哲学体系だけが宗教ではありません。そこにはそこに生きる人々の宗教的実践、生活実践もあります。西欧的な文献研究のみで推し量ろうとする仏教研究に対する反省もこの本では語られます。目から鱗の情報が満載のぜひぜひおすすめしたい一冊です。
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