白梅のように の商品レビュー

蟻川芳子,宮崎あかね【共著】

2013/02/22

丹下ウメは、まだ日本で「女性には学問は不要だ」と言われていた時代に、勉学に励み、女性化学者としての道を切り開いていった人物です。ウメは幼いときに、右目を失明してしまいますが、姉のハナに支えられながら学問の道を究めていきます。そして、努力が実り、東北帝国大学へ女性として初めて入学が許可されることになりますが、男子学生らからは、「女の子と同席するなど世も末」とまで言われてしまいます。しかし、ウメはその後も努力を続けて…。