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長春発ビエンチャン行 の商品レビュー

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2012/03/10

恋愛がテーマならもっと書けばいいし、中国やアジアがテーマならいまひとつかと。でも読み物とっしては楽しめました(^o^)

Posted byブクログ

2012/01/14

読んではいないけれども、中国残留孤児であった父親の足跡を記録し、大宅壮一ノンフィクション賞の受賞作「あの戦争から遠く離れて」の作者である、ということは全く知らずに手にした本。 筆者自身にはアンバランスな印象を受けた。 大学を卒業し、長春という異国に単身で留学をしたり、中国国内やラ...

読んではいないけれども、中国残留孤児であった父親の足跡を記録し、大宅壮一ノンフィクション賞の受賞作「あの戦争から遠く離れて」の作者である、ということは全く知らずに手にした本。 筆者自身にはアンバランスな印象を受けた。 大学を卒業し、長春という異国に単身で留学をしたり、中国国内やラオスへの、これはけっこう大変な旅行なり滞在などを、さりげなく簡単に行う強さと行動力。知り合ったラオス人青年に、中学生のような恋をしてしまうような幼さ。あるいは、本の副題に「青春各駅停車」というような名前をつけてしまうナイーブさが同居している、という意味でのアンバランスな印象を受けたということだ。 長春の大学に留学していた筆者が、同じくそこに留学していた1人のラオス人青年に恋をして、しかし、それは最後までかなわなかったという物語。こういう風に書くと、何ということもない話のように聞こえるかもしれないけれども(まぁ、実際にそういう気もするけれども)、最後まで飽きずに読ませる。

Posted byブクログ