窓の灯とおく の商品レビュー
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「何事にも意味はないけど理由はある。意味はそこにあるんじゃなくて自分で与えればいい」というような主人公のセリフが気に入った。 ノンケの友情いい・・・たまらん。 攻めが受けに見せる好意が恋愛感情によるものなのかと思ったら本当にただの友人としてのものだったのに、受けが攻めに惚れてしまう展開がよかった。すき。
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こういう空気の、淡々とすすんでいく静かなBL小説は好きです。そして、登場人物の背景やキャラクターがしっかりしていて読みごたえがあります。甘さはないけれど、恋愛小説として楽しめるし、きゅんとします。 ー齢三十、生まれて初めて、キスというのをしたー そんな、人付き合いの苦手な...
こういう空気の、淡々とすすんでいく静かなBL小説は好きです。そして、登場人物の背景やキャラクターがしっかりしていて読みごたえがあります。甘さはないけれど、恋愛小説として楽しめるし、きゅんとします。 ー齢三十、生まれて初めて、キスというのをしたー そんな、人付き合いの苦手な、築(きずき)のキャクターが好きでした。
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窓の灯ひとつのほうも好きだけどこっちも中々…。気持ちに気付いた後、悶々して後押ししてる時の描写がすごくいいなーと思う。
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「街の灯ひとつ」スピンオフ 技師製作・灰谷新×遺伝子研究・葛井築 人づき合いのいっさいを面倒とおもってきた築。 痴漢にあった高校生を庇う新と出会い、しかも近所住まいで。 仕事に真摯に向き合う姿勢が丁寧に書かれていて、くどくなく、しかも専門的な説明もGOOD。会話も、なにげない日常の切り取り方の上手さも健在。 新のトラウマを「見せられない耳」と表現する言葉の妙。 好きな女性がいながら築に惹かれていくのは、なんとなくイヤなんだけど、それすら許せてしまう流れのよさが悔しい。
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BLには、憂さ晴らしを一番に求める私には、この方の作品は、そういう意味では小難しすぎるんだけど、さすがに読み応えはありました。
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街の灯ひとつにも登場する葛井の話だと知って、すごく楽しみにしていた作品でした。 読み終わった後は、いつものように一穂ミチさんってすごいな~と。 専門的な内容に、しっかりとキャラクターの設定が絡んでいるところがよかったです。
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