“ながら力"が歩行を決める の商品レビュー
入院患者さんに対して、歩行自立度をどのように判定していけばよいのか?既存の評価法で十分か?はたまた、個々人の経験値からか? 自立歩行=転倒リスク0とは言えないだろうと、だれもが考えることです。そして、身体機能の向上のみで「歩行」を評価することは困難ということをだれもが気づいている...
入院患者さんに対して、歩行自立度をどのように判定していけばよいのか?既存の評価法で十分か?はたまた、個々人の経験値からか? 自立歩行=転倒リスク0とは言えないだろうと、だれもが考えることです。そして、身体機能の向上のみで「歩行」を評価することは困難ということをだれもが気づいているはずです。外的要因も複雑に絡み合った結果から、「歩行評価」を導いていくその過程はとても分かりやすく興味深いものでした。 また後半では、転倒対策には発症前の転倒歴に注目することも重要だと触れています。 「院内の歩行評価法」としての内容ですが、院内だけにとらわれず、ここから地域生活・予防事業にも考えは広げられると思いました。
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