裏閻魔(2) の商品レビュー
最高に好み。閻魔と夜叉の関係がたまらん。どっちもかっこいい。ただ、閻魔かわいそうすぎる、。アニメ化とかしたら絶対面白い。暗いけど暗くなりすぎないところがいい。最終巻も楽しみ。
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閻魔の心の揺れ方が心配だ。鬱になるんじゃないかと。 同じ不老不死の夜叉は閻魔に比べるとよほど安定しているように見える。見えるだけかもしれないけど。 閻魔はグダグダ言ってないで、とっとと夜叉に頭でも下げて奈津に会いに行けばいいのに。全ては生きているうちなんだから。
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終戦後、閻魔は手に刺青を入れた自殺者が増えていると聞き、調べ始める。一方、偶然助けた浮浪児に居着かれ、弟子にしてくれとせがまれる。
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戦後の動乱の中不死者とそれをとりまく物語。前作よりも1冊の中で年月は経っていない。ただ、幕末から明治に入るだけでも大変な中、大きな戦争もあったこの時代は本当に生きるのが大変な時だったんだと感じた。
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【概略】 幕末、新選組の一員だった宝生閻魔は、手に彫り物「鬼込め」を施され不老不死と化す。時の流れが周囲と異なってしまったことにより、沢山の人達を見送る立場となってしまった閻魔。仇敵でありやはり不老不死である夜叉と、時に反目し合い、時に意見を一つにしつつ、近代国家となった日本の...
【概略】 幕末、新選組の一員だった宝生閻魔は、手に彫り物「鬼込め」を施され不老不死と化す。時の流れが周囲と異なってしまったことにより、沢山の人達を見送る立場となってしまった閻魔。仇敵でありやはり不老不死である夜叉と、時に反目し合い、時に意見を一つにしつつ、近代国家となった日本の隆盛と敗戦の生き証人となる。 敗戦のあとの混沌の東京に、「鬼込め」を思わせる怪死が相次ぐ。またGHQも密かに「鬼込め→不老不死」という超常現象を調査することとなった。「写真」「映像」という記録を残すことが可能となる「現代」に近づく中、二人の不死者の進む道は。 2020年09月20日 読了 【書評】 本当はもっと早く読みたかった!前作「裏閻魔」が面白くて面白くて。なんだろうなぁ~、ワクワク要素がいっぱいなんだよねぇ~「鬼込め」「不老不死」「彫り物」・・・・これぞジャパニーズダークファンタジーじゃないですか!♪ 前作を読み終えてから少し間を空けてしまったことで登場人物を思い出すのにちょいとだけ苦労した(笑)奈津は覚えてたけど、恵子って誰だったかな?みたいなね。そこへ来て新しいキャラクターなども加わるもんだから(笑) さぁ、今回、この新しいキャラクター・・・勿論、素敵な効果を出してたキャラクターもいれば、「うん?」な感じのキャラクターも。ドヤ蜘蛛ってキャラなんかはもうちょっと個性を出してもよかったかなぁ~。戦いの場面などの描写も、もっとあってもよかったかも、なんて思った。 逆に今回はシリーズ物ならではの、キャラクターのキャラ(心情)変化も楽しめる。主人公の閻魔の変化(不老不死だから「変化」ってのも変だけどw)もさることながら、夜叉の変化がなんとも・・・ザ・ライバル!って感じがね。真っ先に連想したのが「魔界水滸伝」の北斗多一郎だった!安西雄介と最初はガチガチにぶつかってたのに、途中から・・・。夜叉さんも、そんな感じ。 この「裏閻魔」は3部作。・・・ということで、早めに最終作を読もうと思う。
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『裏閻魔』続編。今作は終戦直後からの10年間。前作の最後で閻魔の元を去った奈津を探し続ける閻魔。 長い間閻魔の心の拠り所であり、彼を支え続けた奈津が離れ、良き理解者であった信正まで亡くした閻魔の苦しみが痛々しい。 不老不死は人類の見果てぬ夢。その夢を手にしながら、優しすぎて脆...
『裏閻魔』続編。今作は終戦直後からの10年間。前作の最後で閻魔の元を去った奈津を探し続ける閻魔。 長い間閻魔の心の拠り所であり、彼を支え続けた奈津が離れ、良き理解者であった信正まで亡くした閻魔の苦しみが痛々しい。 不老不死は人類の見果てぬ夢。その夢を手にしながら、優しすぎて脆い閻魔。そして、閻魔の押しかけ弟子の善哉もクスリに溺れボロボロ、と今回の男性陣は弱くて情けない姿を晒す。 それに比べ、女性たちの強いこと。奈津や惠子はもちろん、悪役ながら美鈴も自分の願いのために、強く逞しく生きている。 すべてを失った時、いち早く立ち直って前を向けるのは女性なのかも知れない。 次でシリーズ完結。奈津の行方と閻魔の想いはどうなるのか。夜叉との関係は。気になることも多く楽しみ。
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1の時よりもさらに時代の経過が早くなり、その中で孤独と戦う閻魔。不老不死は憧れるものではないことがよく伝わってくる。 人のよいエンマがどこにいっても愛され、だけどと閻魔はいつでも孤独。 著者が女性だからなのか?!切なさがリアルに伝わってきます
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ハラハラが止まらない。どこまでも繊細で、情が厚い閻魔。そこが弱味となっていざこざに巻き込まれていく。それも鬼の仕業なのか…これまで閻魔を守ってきてくれた信正とも死に別れ、奈津とも会えないまま、圧倒的な孤独と向き合って行けるのか。閻魔の弱さに胸が痛む。戦後日本の人心の荒廃した有り様...
ハラハラが止まらない。どこまでも繊細で、情が厚い閻魔。そこが弱味となっていざこざに巻き込まれていく。それも鬼の仕業なのか…これまで閻魔を守ってきてくれた信正とも死に別れ、奈津とも会えないまま、圧倒的な孤独と向き合って行けるのか。閻魔の弱さに胸が痛む。戦後日本の人心の荒廃した有り様がひしひしと伝わってきて2巻は辛かった。
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不老不死の宿命を背負った男の話の続編。江戸から昭和へ。物語も時代物から現代物へ。 しかし、主人公は老いない。これがいかに苦しいことか。 昭和の時代が進む最終巻が楽しみ。
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目次 序 広島 一幕 東京無常 ニ幕 秋雨 三幕 カタストロフの子供 H27.11.3 カタストロフ…悲劇的
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