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ふたり狂い の商品レビュー

3.4

70件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2024/03/30

短編かと思いきや全部が繋がっている感じが面白かったです!長期にわたって読んでいましたが、「これ前に出てきたあの人じゃない?!」って感じで思い出せるくらいには登場人物のインパクトが強かったです^_^

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2023/07/23

作品を読んで、これは自分のことだ 自分のことが書かれている…! というあらすじだけでも おもしろそうなんだけど そこから一転二転… さすがのイヤミス作家

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2022/12/10

女性誌「フレンジー」の人気連載小説「あなたの愛へ」。その同姓同名の主人公が自分だと思い込んだ川上孝一は、思い余って著者の榛名ミサキを刺してしまう。それに端を発して起こる、デパ地下惣菜売り場での異物混入事件、ネットでの企業中傷事件、そして郊外マンションでの連続殺人―だが、その背後に...

女性誌「フレンジー」の人気連載小説「あなたの愛へ」。その同姓同名の主人公が自分だと思い込んだ川上孝一は、思い余って著者の榛名ミサキを刺してしまう。それに端を発して起こる、デパ地下惣菜売り場での異物混入事件、ネットでの企業中傷事件、そして郊外マンションでの連続殺人―だが、その背後には謎の女マイコの存在があった…。現代人のささやかな狂気と、連鎖する因縁の果てに明かされる驚愕すべき真実とは?『殺人鬼フジコの衝動』の著者が仕掛ける、もうひとつの罠。 この小説の主な登場人物は、様々な妄想や狂気に取り憑かれています。ほとんど接触がない相手に一方的に恋愛感情を抱き自分も愛されているという恋愛妄想エロトマニア、妄想を持った人と親密になったりしているうちに正常な人も妄想を共有してしまうフォリ・ア・ドゥなど、妄想や狂気に取り憑かれて犯罪に手を染める登場人物の破滅を描いた短編小説の連作と見せかけ、少しずつ意外な関係で繋がっているという真梨幸子ならではの緻密な構成と妄想や狂気に取り憑かれて破滅する登場人物の心理描写の眩暈がする狂気に、蟻地獄のように惹き込まれるミステリー小説の傑作です。

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2022/09/01

連続短編集。登場人物が多いので整理して読まないと伏線が拾えない。真梨さんの本はいつもそう感じるからメモしようと思うのに今回も忘れた。

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2021/11/15

狂気が狂気を芋づる式に生む狂気の世界! 1話、1話がの其々の登場人物があらゆる 事件に登場していて、前後を読むとより 狂気の世界が広がる。 その複雑な人間関係が少し頭をひねらないと 分からない。

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2021/07/05

次から次にあちこちに狂気が! で、結局狂ってるのは誰だったのか。。。 登場人物どんどん増えていき、どんどんこんがらがり最終的に見失う。。。 でもクセになる、ウン。

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2021/06/05

狂っているのは結局誰? 狂気と正気の狭間で、目まぐるしく変わる主眼。立場が変われば見方も変わり、頭混乱。

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2020/12/17

初読みの作家さん。Twitterで感想を目にして、面白そうだったので購入。 みんないい感じに狂ってる。最後に思いもよらない人物が出てきて驚いた。もう一度、メモを取りながら読み返したい。

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2020/10/07

+++ 「自分のことが書かれてる」小説の主人公と同姓同名の男が妄想に囚われ、作家を刺した。それに端を発し起こるデパ地下総菜売場異物混入騒ぎ、企業中傷ネット祭り、郊外マンション連続殺人。事件の陰には意外な“ふたり"の存在が。クレーマー、ストーカー、ヒステリー。私は違うと信...

+++ 「自分のことが書かれてる」小説の主人公と同姓同名の男が妄想に囚われ、作家を刺した。それに端を発し起こるデパ地下総菜売場異物混入騒ぎ、企業中傷ネット祭り、郊外マンション連続殺人。事件の陰には意外な“ふたり"の存在が。クレーマー、ストーカー、ヒステリー。私は違うと信じる人を震撼させる、一瞬で狂気に転じた人々の「あるある」ミステリ。 +++ ひとつひとつの物語も、それだけで完結していて、充分不気味で背筋がぞくっとする心地を味わえるのだが、それが、ゆるく繋がり、全体としてひとつの流れの物語としても読めるので、さらに恐ろしさは何倍にも増している。しかも、その恐ろしさは、普通の考え方では御しがたく、一筋縄ではいかない種類のものなので、なんとも言えない不協和音が絶えず響いているような気持の悪さに支配されてしまうのである。なんとも後味の悪い(もちろん誉め言葉である)一冊だった。

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2020/05/24

真梨幸子さんの独特の世界観が安定して楽しめる作品でした。 章毎にテーマに沿ってストーリーが展開していて、各々テーマの指す所が どの様に展開し次にバトンを繋ぐか 、最終的にストーリーが1つになっていく楽しみが味わえます。 しかし、各テーマの様な狂った人達 広辞...

真梨幸子さんの独特の世界観が安定して楽しめる作品でした。 章毎にテーマに沿ってストーリーが展開していて、各々テーマの指す所が どの様に展開し次にバトンを繋ぐか 、最終的にストーリーが1つになっていく楽しみが味わえます。 しかし、各テーマの様な狂った人達 広辞苑 こんなにもあるのね(^^;)

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