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諸星大二郎 の商品レビュー

4.1

13件のお客様レビュー

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2011/11/24

いまや悲しいことに、新しい作品を読むことがきわめて困難になりつつある作家、というくくり方でも出来そうなのが、わが愛しの筒井康隆だし、わが憧れの山野浩一であり、わが溺愛する五木寛之であり、ついでに、といっては失礼ですが、次回作を心待ちに熱望しているわが原尞であり、それからマンガ界で...

いまや悲しいことに、新しい作品を読むことがきわめて困難になりつつある作家、というくくり方でも出来そうなのが、わが愛しの筒井康隆だし、わが憧れの山野浩一であり、わが溺愛する五木寛之であり、ついでに、といっては失礼ですが、次回作を心待ちに熱望しているわが原尞であり、それからマンガ界では、崇拝する楳図かずおであり、そして熱狂する諸星大二郎であるのですが、こちらとしては本家本元の小説なりマンガなりを読みたくて飢餓状態にもかかわらず、エッセイやら競馬評論やら、純然たるスランプ(?)だったり宗教がらみだったり、本書のような特集本だったりの変化球なので、どうも肩透かしを食っているばかりなのです。 閑話休題。ここで、諸星大二郎のマンガ本以外の特集本やそれに類似する本や雑誌の書誌的なレジュメをメモっておくと、といっても本棚から引っ張り出してきて羅列するだけなので、注意深く整理したわけではなく、ひょっとして漏れがあるかもしれませんが。 ◆1979年 『諸星大二郎の世界』  ぱふ1月号(清彗社)  ※手塚治虫×諸星大二郎×星野之宣の鼎談 ◆1986年 『諸星大二郎 西遊妖猿伝の世界』双葉社MOOK ◆1990 年 『諸星大二郎特集』    COMICアクション キャラクター増刊4/30号   『西遊妖猿伝』一挙100頁掲載   初の読切小説『秘仏』 ◆1990年 『海神記 第一部・海神之巻』       COMICトム特別編集7月号(潮出版社) ◆2009年 『ユリイカ 特集=諸星大二郎』(青土社) 幻の初期作品『硬貨を入れてからボタンを押して下さい』 ◆2011年 総特集ではありませんが、怪談専門誌・幽15号(メディアファクトリー)で「ゴーストハンター特集」とした中で、 『ぼくたち妖怪探偵団』と題した 諸星大二郎×京極夏彦の対談掲載 諸星大二郎のマンガ「茜色の女」 メモっているだけで時間がかかってしまって、この本の中身に触れられませんでした。またあとで・・・。

Posted byブクログ

2012/01/29

1986年の双葉社から出たムック本も持っている。 二年前の2001年3月ユリイカの特集も勿論。 出版社や編集者にモロ☆先生のムック本を作らなきゃと思わせるものがあるのか、僕のような根強いファンが居るからなのか。 星野之宣先生の描く対決(その名も☆ウォーズ)は四半世紀前の続編か。...

1986年の双葉社から出たムック本も持っている。 二年前の2001年3月ユリイカの特集も勿論。 出版社や編集者にモロ☆先生のムック本を作らなきゃと思わせるものがあるのか、僕のような根強いファンが居るからなのか。 星野之宣先生の描く対決(その名も☆ウォーズ)は四半世紀前の続編か。 海神記と西遊妖猿伝の完結を40年来のファンはズ~ッと待っている。

Posted byブクログ

2011/11/21

仕事場、本棚紹介と未発表作品収録 期待。 →読了。インタビューは以前のユリイカなんかを踏まえて読むとより楽しく読める。 未発表作品は「失楽園」の元となった作品ということで満足感はいまいち。 海神記のネームや仕事場紹介、寄稿なんかはかなり嬉しいが後半のぼんやり批評と狙ってるようで...

仕事場、本棚紹介と未発表作品収録 期待。 →読了。インタビューは以前のユリイカなんかを踏まえて読むとより楽しく読める。 未発表作品は「失楽園」の元となった作品ということで満足感はいまいち。 海神記のネームや仕事場紹介、寄稿なんかはかなり嬉しいが後半のぼんやり批評と狙ってるようで外れたキャラクター紹介には少々辟易。

Posted byブクログ