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不祥事 新装版 の商品レビュー

3.8

256件のお客様レビュー

  1. 5つ

    33

  2. 4つ

    115

  3. 3つ

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2022/03/29

一つ一つの章が短編集の様に完結しているようで、最後には繋がりを持って完結すると言う一つの物語だった。 構成される8章のそれぞれのお話は、ただ単に主人公の花咲舞が銀行内の歪んだ常識や人物を斬る、と言った様な痛快な面白さと言うだけでなく、各章がテーマを持ち違った視点、違った展開と結末...

一つ一つの章が短編集の様に完結しているようで、最後には繋がりを持って完結すると言う一つの物語だった。 構成される8章のそれぞれのお話は、ただ単に主人公の花咲舞が銀行内の歪んだ常識や人物を斬る、と言った様な痛快な面白さと言うだけでなく、各章がテーマを持ち違った視点、違った展開と結末を持った物語であると言うところが池井戸氏さすが、と唸ってしまうものだった。 『彼岸花』のお話の顛末が個人的には好きです。

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2022/02/26

花咲舞シリーズ1作目。 著者の銀行シリーズは傑作ばかりですね! キャラクター1人1人の良さが出ていて、 続編が楽しみです。

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2022/01/19

短編集でさくさく読めて面白かった。銀行の内情やミステリー要素もあり、自分もこういう考えになってないかと考えさせられた。なかなか舞のように動けないからこそ、物語の中で痛快な気分を味わえた。 その後が気になる話もあったが、結末が語られすぎないのもいいかなと思った。

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2022/01/10

何度か読んでいる。 池井戸潤さん(半澤とかの人)と同舞台で書かれている女性銀行員の話。 銀行の話が書かれているのは良いけど大企業体質的すぎるから銀行員になってなくて良かったと思ってしまう作品。自分は本作の主人公のように強くないので勧善懲悪を疑似体験するに当たっては非常に面白い作品...

何度か読んでいる。 池井戸潤さん(半澤とかの人)と同舞台で書かれている女性銀行員の話。 銀行の話が書かれているのは良いけど大企業体質的すぎるから銀行員になってなくて良かったと思ってしまう作品。自分は本作の主人公のように強くないので勧善懲悪を疑似体験するに当たっては非常に面白い作品だと思った。時間がかかったのと短編が重なる感じだったのでそれぞれの話の繋ぎ目を理解するのに時間がかかった

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2021/12/30

狂咲こと、花咲舞。 調店では、遺憾なく力を発揮! 清々しいほど、スッキリする! 優秀で、正論を通す!上でも下でもお構いなく! それにしても、銀行のエリートって、自己保身の固まりで、内部紛争に明け暮れてる。今はともかく、作者も銀行出身なんで、実際に似たようなもんなんかな? 何かお客...

狂咲こと、花咲舞。 調店では、遺憾なく力を発揮! 清々しいほど、スッキリする! 優秀で、正論を通す!上でも下でもお構いなく! それにしても、銀行のエリートって、自己保身の固まりで、内部紛争に明け暮れてる。今はともかく、作者も銀行出身なんで、実際に似たようなもんなんかな? 何かお客さんの方を全然見てない… 何やねん!って感じ。 そこに、狂咲がスカッと正す! ええ感じやわ! でも、神戸支店での話は頂けませんな。 ストーリーは、ええけど、話し方が… 「バカ野郎。なに浮かれてんねん。」   あの……バカは、使わんと思う。   アホやと思います。 「…思ったねん。」   思っててん。とか、思ってんねん。とか   と思ってたけど、南の辺では使うみた   いです。 ストーリーはええから、支店と言葉を変えて〜!( *`ω´)

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2021/12/07

自分が実際に銀行で働いているので、同業の物語を読んでみたいと思い購入。 スピーディーに話が進んでいくので、一気に読みやすいし、銀行ってこういう仕事なんだっていうのが分かる本だった。 だけど物語的には最後の最後で「あれ、これで終わり?」となったので、もう少しスッキリ解決できないも...

自分が実際に銀行で働いているので、同業の物語を読んでみたいと思い購入。 スピーディーに話が進んでいくので、一気に読みやすいし、銀行ってこういう仕事なんだっていうのが分かる本だった。 だけど物語的には最後の最後で「あれ、これで終わり?」となったので、もう少しスッキリ解決できないものかなぁと感じた。

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2021/11/13

★★★ 今月4冊目 久々池井戸。 花咲シリーズ。銀行のことわからんが面白い。 というか行員て、地獄だな

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2021/09/06

ドラマの半沢直樹は見ていたけど、池井戸潤の小説を読んだのは初めてでした。杏ちゃんのドラマもチラリと見たことがあったから、読んでいる途中ずっと杏ちゃんの顔が頭に浮かんでいました。 私は、同じ社内なのに他部のことをさん付けで呼ぶのは嫌いです。

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2021/08/27

2021(R3)8.24-8.26 テレビドラマにもなった花咲舞が、上司の相馬とともに問題のある銀行の支店に乗り込み、問題を解決していく短編集。 正義感が強く、筋が通らないことは、たとえ相手が上司であっても決して負けない。問題が大きくて何回でも決して諦めない。 面白すぎて一...

2021(R3)8.24-8.26 テレビドラマにもなった花咲舞が、上司の相馬とともに問題のある銀行の支店に乗り込み、問題を解決していく短編集。 正義感が強く、筋が通らないことは、たとえ相手が上司であっても決して負けない。問題が大きくて何回でも決して諦めない。 面白すぎて一気に読んでしまった。そしてスカッとした。 それはなぜか? 勧善懲悪のストーリーであり(実際にはそんなにスッキリとは解決しないと思うのだが)、悪いヤツは痛い目に遭う展開であること。 組織の中で生きている自分にとって言いたくても言えないことを、花咲舞が代わりにズバッと言ってくれる。その辺りの痛快さ。 その辺りが理由なのかなと思った。 金融庁の主任検査官をやっつける話なんか、痛快さを通り越して爽快さすら感じる。 また一方で、花咲舞たちと敵対する勢力の中心部にいる登場人物の「苦悩」というか「心の揺れ」も描かれて味わい深い。 エンタメとしてとっても元気になれる作品を見てでした。痛快!爽快!

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2021/07/05

花咲舞という女性が主人公の短編小説集。 銀行内の様々な悪事や歪んだモラルを正していく、痛快なストーリーである。

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