千葉千波の怪奇日記 化けて出る の商品レビュー

高田崇史【著】

2018/02/06

久々に千葉千波くんシリィズの続編。今回はまた装飾がさらに増して、絶妙なリアリティ加減でした。ひそかにぴぃくんのなぞなぞが好きなので、いくつも出題されて楽しかったです。
のんびり頭の体操をしたい方におすすめ。

2016/05/09

パズルの天才・千波くんが怪談に挑む! 大人気のユーモア論理ミステリー

左党必読! 「立ち呑みの日」にちなむ書き下ろし短編を特別収録!!

国際江戸川大学の1年生、ぴいくんと慎之介は、同期生の古都里ちゃん、海月ちゃんと居酒屋「ちの利」で開く宴が学校帰りの楽しみ。そんなある日、大学に伝わる恐怖の七不思議、通称「江戸七」の一つを目の当りにしてしまう。4人は、ぴいくんの従弟である天才高校生、千葉千波くんに解決を依頼するのだが――!?
書き下ろし特別編も収録した、ユーモアとパズル感覚満載の好評シリーズ第5弾!

2014/01/26

千波くんシリーズのスピンオフという感じ
パズル色がなくオカルト
しかも大学生になってるんで自虐的な悲壮感がなくちょっと物足りない

2013/09/14

前作までは、千波くんがいつもサラリと解決と見せて実はぴぃくんの方が真実わかってたんじゃないかなと思える所があったり、それぞれのキャラが個性的で楽しかった。
それが今作は、ぴぃくんのいじられ方が面白いと思えない。
新しく登場した女の子2人には良い所あるんだろうか…不愉快な所しか今の所感じられない。
一話にだけ出てくる脇役ならともかく、毎話出てくる常連に何故こんなキャラを2人も？
ぴぃくんをいじる勘違い自信家キャラは慎之介だけで充分だと思う。

短編集なのに、ちっとも読み進められず。
ぴぃくんの本名、（勝手に）これじゃないかなとわかって喜んで続編を待ちに待ってただけに残念。

2013/03/19

久しぶりの千葉千波シリーズ
作中時間の経過のせいでぴいくんたちが大学生になってしまい、未だ高校生の千波くんとの交流が薄い。
シリーズのいままでの作風と明らかに異なる。
パズルもあまり出てこないし、論理展開もささやかなもの。
「立ち呑みの日」に至っては少々QED色が出てきてしまってる。

もっとパズルだらけの話のが好み。
名前のこだわりは相変わらず素晴らしかったけども。

シリーズはこれで一旦小休止なのかしら。
次回作があるならば、そのときはもっとこってこての理屈っぽいパズルだらけの話を希望。

2013/02/16

(収録作品)油絵が笑うー千葉千波の怪奇日記・美術室の怪／首が転がるー千葉千波の怪奇日記・体育館の怪／靴が鳴るー千葉千波の怪奇日記・音楽室の怪／箸が転ぶー千葉千波の怪奇日記・学食の怪／立って飲むー「立ち呑みの日」殺人事件

2012/05/30

久しぶりに本シリーズを読んだが、どうもぴぃくんの立ち位置が分からない。
実はどＭなのか、ひどい言われようなのになんでいつも一緒にいるのかなぁ・・・
新しく登場した女の子二人も傍若無人すぎるし、人をバカにするのにしてもひどすぎる。読んでいてイライラし続け。このテイストがつづくならば、次からは読まないと思う。

2012/05/27

千葉千波シリーズの、パズルではないヤツ。
ま、軽いタッチでした。
パズルは毎回難しいので、これは、読みやすかった。

2012/04/05

千葉千波くんという、サラリスラリキラリな美青年探偵のシリーズ。
なんだけど、今回千波くんの出番が少なかったなー。
まあやっぱ主役は八丁堀ぴいくんだからな。
大学生になっても、ぴいくんは相変わらず不憫だなあ。でもこの微妙な天然のキモさ、つい虐めたくなる気持ちはわかるｗ

純然たるパズルというか、なぞなぞ的なシリーズです。
ちょっとだけ頭を使いながら、気楽に読むのにいいです。
時々挿入されるプチパズルやクイズもおもろいし。まずソデのクイズに噴いたｗ
今巻は、オカルトネタの連作短編集です。
ただキャラクターがギャグマンガのようだし、だじゃれ満載なので、くだらないわっと思う人も少なくないと思いますんで……少々人を選ぶかも^^;

2012/03/15

久々の千葉千波シリーズです。

語り手のぴいくんは相変わらず…というか
さらに鬱陶しさがパワーアップしています。
ところどころ彼の表現が秀逸で笑いが抑えられませんでした。

千波くんの出番が少なめだったのが残念です。