新・忘れられた日本人 の商品レビュー
「血というものも実は99%以上、虚構にすぎない」 最後の章最後のページの言。 人の出自という物は、人となりの形成に影響を及ぼすが、それを決定付けるものではない。 様々な人、血を持つものが作中で登場したが、皆、日本の人々であると感じられた。
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オブラート無しの昔の生活風景が知りたくて本を探す中見付けた一冊。 期待したような描写は少なかったが、価値観を揺さぶられる話が多かった。 今でも普通に使っている箕にこんな歴史があったとは…。
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宮本常一さん、網野善彦さん、沖浦和光さん の 著作 と 方向 がとても気になる人は 一読に値すると思います 河出書房新社さん がんばってくれてるなぁ おもしろく 読ませてもらいました
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
宮本常一氏の名著 「忘れられた日本人」の手法で サンカ、薩摩の朝鮮陶工、マタギ、箕つくりなど被差別あるいは特殊な生活を送ってきた人たちの過去の生活の聞き書きである。 河出書房新社という大手なのに ここまで読みにくいとは、もう少し、調べたり 裏をとったりしてほしいと思ったし、何を調べようとしているのかはっきりと書いてほしかった。 せっかくの題材が未消化で終わっている感じがして残念。 でも一読の価値はあります。
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