世界の本屋さん見て歩き の商品レビュー

能勢仁【著】

2012/01/24

　出版コンサルタントの著者が、海外三十五カ国二百二書店を紹介。インドに、ブランコ状の読書椅子をしつらえた書店がある一方で、北朝鮮には、子どもの本や小説、実用書、自署が皆無。韓国には「文藝春秋」を月に三百冊売る店があり、アテネの店にはコミックがない。

　ラトヴィアの、本をPOP代わりに平台に立てて見せる店。ハノイの、本を棚に横積みする店。陳列方法も様々だ。

（「週刊朝日」　2011/12/30）