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宇宙からきたかんづめ の商品レビュー

3.7

10件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2023/01/15

ある日ぼくがスーパーマーケットで見つけた不思議な缶詰。パイナップルの缶詰のようだが、本物と並べると随分違う偽物の缶詰。その缶詰じゃら不思議な声が聞こえてきて、驚いた。缶詰は、遠い宇宙から地球を調査しにやってきた宇宙人の休憩所だった。缶詰はぼくに不思議な話をいくつかしてくれた。例え...

ある日ぼくがスーパーマーケットで見つけた不思議な缶詰。パイナップルの缶詰のようだが、本物と並べると随分違う偽物の缶詰。その缶詰じゃら不思議な声が聞こえてきて、驚いた。缶詰は、遠い宇宙から地球を調査しにやってきた宇宙人の休憩所だった。缶詰はぼくに不思議な話をいくつかしてくれた。例えば、タイムマシンを作った人の話…。 子ども・児童向けのSF。 あとがきにも書いているように、子ども・児童向けSFの難しいところは、実際の理論を下敷きにして作者が独特の科学的理論を組み立て、それを作中で児童に示さなければならないところです。 絶妙なさじ加減で、奇妙で不思議だけど、何かしらの科学的理論に基づいて作られているいくつかのお話に大人ながらも童心に帰りワクワクしました。大人的な感想を言うと、元は1967年に出されたお話だと知り、SFは手法は古典的に感じても、何年経っても面白いと思わされるお話ばかりだと感じました。

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2018/10/18

古いのに新しい視点が素晴らしいというレビューも見かけるが、内容が古いことは否めない。それほど革新的な感じもしない。 宇宙の広さをバベルの塔のような高い塔に例えた話は面白かった。たどり着けないし観測もできないのなら端っこはないのと一緒ということ。 挿し絵は復刊に当たって新しく書かれ...

古いのに新しい視点が素晴らしいというレビューも見かけるが、内容が古いことは否めない。それほど革新的な感じもしない。 宇宙の広さをバベルの塔のような高い塔に例えた話は面白かった。たどり着けないし観測もできないのなら端っこはないのと一緒ということ。 挿し絵は復刊に当たって新しく書かれたのかな?

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2017/07/01

that's a modern SF fantasy. the peach folling down the river is amezing! For childern? no, enough for men when the book cover changed.

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2015/08/28

僕が母さんにおつかいを頼まれスーパーに行ってみたら、パイナップルの缶詰めの中に、やけに軽くて他のものと微妙に違うものを見つけた。その缶詰めを持ってみると、なんと、頭の中に声が響いた!実は、その缶詰めは地球を調べに来た宇宙人が住んでいるのだった… SF小説ですが、児童にわかりやす...

僕が母さんにおつかいを頼まれスーパーに行ってみたら、パイナップルの缶詰めの中に、やけに軽くて他のものと微妙に違うものを見つけた。その缶詰めを持ってみると、なんと、頭の中に声が響いた!実は、その缶詰めは地球を調べに来た宇宙人が住んでいるのだった… SF小説ですが、児童にわかりやすいよう大人のSFのように理論的な部分はあまり詳しく書いておらず、設定を生かして不可思議なお話に仕上げています。サイエンス・フィクションというより、サイエンス・ファンタジーのような。どの話も短く、それでいてオチもあり面白いです。読みやすいしSFなので小学生の男の子に進めやすそう。低学年からでも読める子は読めるかな?

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2015/08/16

あの、さとうさとるさんの書いた、SF童話。 あとがきで、著者が書いているように、童話と違いSFは、科学的に説明がつけられるようになってなければいけません。 これは、童話の名手が書いた科学的に説明がつけられる童話なのです。 もちろん、数式やら細かい証明が出てくるわけじゃありません。...

あの、さとうさとるさんの書いた、SF童話。 あとがきで、著者が書いているように、童話と違いSFは、科学的に説明がつけられるようになってなければいけません。 これは、童話の名手が書いた科学的に説明がつけられる童話なのです。 もちろん、数式やら細かい証明が出てくるわけじゃありません。 子供が自分で読んで、楽しく、そして少し考えるくらいの科学的お話。 こんな風に、私たちの身の回りにもたくさんの宇宙人が隠れているのかもしれません。

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2012/05/29

地球を調査するために遠い宇宙からやってきた「かんづめ」が、スーパーマーケットで出会ったぼくに、いろいろな話を聞かせてくれる、と概要を読んだだけで、かなりワクワクしてしまった。しかも作者は、佐藤さとるさん!5つの話のうちタツオの戸だな、という話だけちょっと分かりづらかったのですが、...

地球を調査するために遠い宇宙からやってきた「かんづめ」が、スーパーマーケットで出会ったぼくに、いろいろな話を聞かせてくれる、と概要を読んだだけで、かなりワクワクしてしまった。しかも作者は、佐藤さとるさん!5つの話のうちタツオの戸だな、という話だけちょっと分かりづらかったのですが、他はすごく面白かった。4年生ぐらいからかなあ。

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2012/02/18

読売こども新聞で紹介されていた本。 息子二人も読む。 「タイムマシンは川に落ちた」がおもしろかった。

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2012/02/07

ふしぎなはなしが詰まっている。桃太郎って実は。。。 3年生あたりに紹介したいな。 タイムスリップ・宇宙・かんづめ・小さくなる・泥棒

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2012/01/06

SF童話の短編集(5話)  1話「タイムマシンは川におちた」は、あとがきでもふれている SFとおとぎ話は兄弟のように似ている に通ずるものを感じた。 かの有名だったおとぎ話『ももたろう』を読み返すたびに、この話もよぎるだろう。 SFの理論と、児童文学の形式(子どもが読んでも理解と...

SF童話の短編集(5話)  1話「タイムマシンは川におちた」は、あとがきでもふれている SFとおとぎ話は兄弟のように似ている に通ずるものを感じた。 かの有名だったおとぎ話『ももたろう』を読み返すたびに、この話もよぎるだろう。 SFの理論と、児童文学の形式(子どもが読んでも理解と鑑賞ができりうように配慮して書かれている)の二つの力が引っぱり合うようになんとかつりあいをとっためずらしい「SF童話」です。1967年 盛光社刊 同タイトル名を底本として加筆、修正をし、判型、挿絵(岡本順)を新たに刊行された異議を感じられる1冊です。 SF作品への入り口として、ここからSF文学を味わいたいと思いました。

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2011/12/20

ナンカイイデス! 宇宙からきたかんずめがぼくに語る。短編集というよりショートショートの匂いも? 初版は1967年だそうですが、加筆・修正はあるかもしれないけれど、今読んでもニヤリと笑えます。 一つ一つの話が短いのも◎です。

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