背徳を抱く双つの手 の商品レビュー
シリーズ第1作目の続編。短編集。2作目のメンバーもちょこっとでてます。 このシリーズのわりには表現がマイルド!?いや、充分エロいんですけどなんとなく表現がおとなしい? とはいえ、さすがこのシリーズ、エロさとSっけが突き抜けてますね。
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エロ双子シリーズ7冊目。「禁忌を抱く双つの手」双子の義弟×リーマン兄と、「双つ龍は艶華を抱く」若頭&弁護士鬼畜双子×旅館の若旦那が再び登場。二組がちょっとだけリンクしている短編集になっています。 というか、同人誌持っている方は重複する話も入っているので要注意。でも、「精華」「狂華」「陶酔を知る双りの手」はこの先の話のせいなのか、今回は入っていません。 「禁忌を誘う双つの手」は花丸セレクション小冊子収録。理、覚、多希の電車内でのSS。 「背徳を誘う双つの手」と「淪落を招く双つの手」は同人誌収録の話。ラブラブでエロエロな仲良し3兄弟のあんな話やこんな話。前作読んでいたら、兄弟のもっとディープな愛情のやりとりを堪能することができるでしょう…多希兄ちゃんが突き抜けてるのが清々しい。弟たちに命じられたことは何でも嫌がらずやってしまっていて、淫蕩さがアップしています。そして何より良いのは、理のことも覚のこともとても大事に思っていて、愛しているというところ。もちろん、弟たちもドSプレイという表現ではあるけれど、多希のことがすごく好きで仕方がないのがまるわかり。なので、妙な安心感のある甘えっ子SMというイメージです。 誕生日のバースデーケーキがダブルで、お母さんと多希と双子で仲良く食べるシーンなど、家族仲の良さが表れていてほのぼのです。 まあ、その後単身赴任のお父さんの元へお母さんが出掛けてしまうと、兄弟入り乱れて酒池肉林なんですけどね。 「陶酔を誘う双つの手」は、小説花丸付録のドラマCDをノベライズしたもの。理、覚、多希の兄弟が聖の温泉旅館にお泊り旅行する話です。温泉でそこまでやる?みたいな仲の良さ。エロ全開で楽しそうです。 書き下ろしは「双つ龍は色華を抱く」で義臣政臣双子と聖がメイン。時系列としてはまだ旅館の若旦那として経営に専念するため、勤めていた会社を辞めろと決断を迫られてるところ。本編の真っ只中です。 やはり眼鏡はかけるもの!リンドウは挿すものです!再登場でやっぱり萌えた。
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