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おれたちの青空 の商品レビュー

3.8

27件のお客様レビュー

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2024/09/21

シリーズ第2弾。 前作の主人公陽介がほうぼう舎で出会った親友卓也の話しと、おばさんがおばさんになるまでの話しの2作。 最後に陽介の話しを少しの3作から。 卓也の話しは、馴染みの深い道内の地名が色々出てきてそこも楽しめた。

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2021/03/10

中学生が暮らす養護施設での話。 恵子おばさんや、卓也、陽介 色々な人の人生が語られている。 離れていても、みんな同じ空の下

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2017/07/19

おれのおばさんの続編。 養子縁組で親子になった父が事故で死に、母に虐待を受けた卓也の話。 小規模児童養護施設の運営者の後藤恵子の話。 前作で主人公であった陽介の話。 卓也、陽介が中学三年になり、今後の進路を、恵子が運営者として女としての今後を決めていく・・・。 ...

おれのおばさんの続編。 養子縁組で親子になった父が事故で死に、母に虐待を受けた卓也の話。 小規模児童養護施設の運営者の後藤恵子の話。 前作で主人公であった陽介の話。 卓也、陽介が中学三年になり、今後の進路を、恵子が運営者として女としての今後を決めていく・・・。 「ここではないどこかに理想的な世界があるわけではなく、人生にはこれを達成したらOKという基準もない」

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2017/04/29

 中学生の陽介や卓也のまっすぐさがまぶしい。それを支える魴鮄舎の恵子や玉木には大人として近づきたいと思う。みんないろんな問題をかけながらも、互いに愛と尊敬の念をもって暮らしている。大した変化もドラマもない生活だ。でも、恵子は何でもないことを楽しさに演出してしまう才能がある、食事の...

 中学生の陽介や卓也のまっすぐさがまぶしい。それを支える魴鮄舎の恵子や玉木には大人として近づきたいと思う。みんないろんな問題をかけながらも、互いに愛と尊敬の念をもって暮らしている。大した変化もドラマもない生活だ。でも、恵子は何でもないことを楽しさに演出してしまう才能がある、食事の準備や食器のあと片付けとか。魴鮄舎を卒業する子供たちにはそんな日常がかけがえのない思い出になっていくんじゃないかな。  オイラは家族や職場でそんなことができているだろうか?毎日を目を輝かせて暮らしているだろうか?  尾崎聡子と宇野美江がどんな中学生になるのかが楽しみだな、陽介と卓也の高校生活も。

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2016/11/27

佐川光晴のおれの〝おばさん〟がシリーズものだとは恥ずかしながら知らなかった。 会話劇でなく、心情やシチュエーションだけの文字構成。 似た様な小説では多少逃げに入ったりするが、そのまま一気にテンションが 落ちることなく本を閉じることができた。文句なく面白い。

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2016/02/14

多分この前に「おれのおばさん」っていう1巻目があったようだけど、ここから借りてしまった。児童養護施設に引き取られた子供たちとそれを支えるおばさんとの物語。あっという間に読める青春物語。

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2015/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほうごうしゃ 小石のように 卓也の生い立ち あたしのいい人 後藤恵子の生い立ち おれたちの青空 陽一の生い立ち 卓也 高校から渡米が、バレーボール推薦で、青森の高校行き 後藤恵子 小山からコラム依頼 自分の人生振り返る 快気祝いの席で、「芝居をまたする」 ほうぼうしゃの出来事が、芝居だ!これからも続ける 陽一 吉見の親父の高校の時の里親?制度を、断わり、宅態勢で仙台の寮での生活を選ぶ。

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2015/02/21

おれのおばさんシリーズ! 1年越しぐらいに読んだから登場人物の名前とか忘れてたけど読んでくうちになんとなく思い出した~ 実はいまほうぼう舎(変換出ない…)のめちゃめちゃ近くに住んでて、でてくる地名とか身近なのもあって1巻目よりさらにおもしろかった 自分の親に2度も見放された卓...

おれのおばさんシリーズ! 1年越しぐらいに読んだから登場人物の名前とか忘れてたけど読んでくうちになんとなく思い出した~ 実はいまほうぼう舎(変換出ない…)のめちゃめちゃ近くに住んでて、でてくる地名とか身近なのもあって1巻目よりさらにおもしろかった 自分の親に2度も見放された卓也くんの、それでもまだ俺は家族で住みたかったんだって思いが切ない 子供には親が世界のすべてなのにそれがほころんでついにはなくなってしまう恐怖と、自分の恵まれた体格が、見たこともない産みの母とその人を襲った男から生まれたものだという事実が卓也くんをがんじがらめにしてる強い子だからたくさん我慢してたくさん泣いたんだろうなあ… おばさんの話も面白かったけどそこまで印象に残んなかった

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2015/02/09

おれのおばさんの続編。 中2の冬、中3、高校受験、卒業式とめまぐるしくすぎる日々が、主人公と同い年の施設の子どもの卓也と、児童養護施設を切り盛りする恵子おばさんの視点から描かれている。 それぞれの人の過去も明らかになり、回想を交えた文章のペースのよさは見事。 つらい現実から逃れ...

おれのおばさんの続編。 中2の冬、中3、高校受験、卒業式とめまぐるしくすぎる日々が、主人公と同い年の施設の子どもの卓也と、児童養護施設を切り盛りする恵子おばさんの視点から描かれている。 それぞれの人の過去も明らかになり、回想を交えた文章のペースのよさは見事。 つらい現実から逃れたくて、理想の世界があると願いたくても、そんなものはなく、自分のちからで人生を切り開いていくしかないという厳しいメッセージを、重くなりすぎることなく伝えてくれる。がんばろうという気持ちがわいてくる本。

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2014/02/09

今話題の児童養護施設の話。前作の「おれのおばさん」を読んでから時間がたっていたので、ストーリーを忘れつつあった。

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