貴婦人ゴディヴァ の商品レビュー
【概略】 誰もが知るチョコレートブランド「ゴディバ」、この名は11世紀イギリス、コヴェントリーという地方のゴダイヴァ夫人のエピソードから始まった。本書を通じて11世紀のイギリスという下敷きを含めたゴダイヴァ夫人の由来を知る。 2022年07月15日 読了 【書評】 ジョンコ...
【概略】 誰もが知るチョコレートブランド「ゴディバ」、この名は11世紀イギリス、コヴェントリーという地方のゴダイヴァ夫人のエピソードから始まった。本書を通じて11世紀のイギリスという下敷きを含めたゴダイヴァ夫人の由来を知る。 2022年07月15日 読了 【書評】 ジョンコリアの「ゴダイヴァ夫人の肖像」とゴディバチョコレート誕生由来を知り、「スピーチにしたい!」と思い立ち、勉強のために購入。 結論;読者としてのレベルが低すぎ(笑)11世紀のイギリスの風習・文化・価値観などがわからないこと、ゴダイヴァ夫人の由来そのものも深くわからない(だからこそ勉強しようとしたのだけども)、「わかるとおもしろい」の「わかる」が少ない状態で、文体がストーリーテリングからかけ離れた学術色が強いこの本は、タフだった(笑)翻訳された文体ってのも、原因かなぁ。 レオリック伯爵側の感覚、ゴダイヴァ夫人に対するその時代その時代の女性観からの変化、演劇・映画を通じて創作者の意図反映が変わっていったこと、興味深かったね。スピーチを作っていくのにおおいに参考になった。とりわけ伯爵の位置づけ。 この本とは少し離れた(抽象度・一般度が上がった)話題なのだけれど、1ミリでも興味をもった人間が、いざそれを深めようと手に取る本・・・入り口からいきなりマリアナ海溝レベルまでの深さになっちゃうこと、多いのだよねぇ。職業柄、常に新しい分野を勉強していかないといけないので、それを凄く感じてる。自分のスピーチやプレゼンテーション、ワークショップが、もうちょっと浅い、安心して泳げる深さのものを提供できたらなぁと思ったりする。玄人さん達からはバカにされるかもだけど(笑)
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「ゴディヴァ夫人って実在したんだよ」 「でも、裸で馬に乗ったってのは作り話なんだけどさ」 などという「どうでもいい話の研究結果」をつらつらと書いてある本。 ホント内容しっかりしてるし、装丁もいいし、じつに興味深いんだけれども、誰にむけての本なんだよ。新書でいいじゃん。と、一般的な...
「ゴディヴァ夫人って実在したんだよ」 「でも、裸で馬に乗ったってのは作り話なんだけどさ」 などという「どうでもいい話の研究結果」をつらつらと書いてある本。 ホント内容しっかりしてるし、装丁もいいし、じつに興味深いんだけれども、誰にむけての本なんだよ。新書でいいじゃん。と、一般的なストライクゾーンがまったく読めないジャンルの本だが、俺のような乱読中年に対してはど真ん中だ。
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